【エキスパートナース】
Vol.31 2015年5月 臨時増刊号

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─表紙・目次─

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●褥瘡・創傷のドレッシング材・外用薬の選び方と使い方をわかりやすく解説。/
●現場でよくつかわれている製品のメリット、デメリットを示し、効果的な使用方法を提示。/

 Part1 ドレッシング材・外用薬・その他の選択と使い方/ 

[総論]ますます必要とされるドレッシング材 選択の知識/
・気をつけたい! “誤った”ドレッシング材の使用/
・外用薬――“これだけ知って”選択の基準/
・気をつけたい! 誤った「外用薬」の使用 :医師の立場からみた 気をつけたいポイント/
・気をつけたい! 誤った「外用薬」の使用 :看護師の立場からみた 気をつけたいポイント/
・その他の保存的療法 デブリードマン/
・その他の保存的療法 ・デブリードマン・陰圧閉鎖療法

 Part2 [症例で理解]ドレッシング材・外用薬 選択・使用・評価のポイント/ 

・滲出液が「少ない」「多い」場合/・創底が「浅い」「深い」場合/
・感染が認められる場合/
・「壊死組織」が多い場合、「良性肉芽」が上がってこない(不良肉芽が多い)場合/
・表皮がなかなか閉じない場合(上皮化を促す場合)/
・皮膚が脆弱な場合/
・足潰瘍や拘縮で荷重がかかる場合/
・殿部などが汚染されている場合(浸軟がみられる場合を含む)/

コンテンツ・レビュー・読み放題─

我が国における、少子高齢化の進展による人口構造の変化と近年の経済状況は、保健・医療・福祉にも大きな影響を及ぼしています。保健・医療・福祉の人的資源と財源が限界を迎えているなかで、わが国は地域を基盤とした「地域包括ケアシステム」を推進しています。今後は従来の病院完結型から、医療・ケアと生活が一体化した地域完結型の体制へ転換が図られていきます。それに伴って、私たちはさまざまな問題に直面することになります。

第一に、生活習慣病である糖尿病・がん・心疾患・脳卒中などの慢性疾患や認知症を抱える高齢者が増加し、医療や介護の需要が増大することです。第二に、複数の疾病を抱える患者の療養問題が長期化するとともに複雑さを増すことです。

こうした背景から予測されるのは、重複した慢性疾患をもつ高齢者が増え、褥瘡だけではななく糖尿病足病変などのさまざまな慢性創傷を抱えた対象が増大することであり、その存在が医療施設だけではなくあらゆる看護を必要とされる地域に広がっていくということです。

これまでは、褥瘡ケアに関しては「褥瘡予防・管理ガイドライン」(日本褥瘡学会編集)によるスタンダードな治療の推進など、学会等の活動が活発に行われてきました。その啓発活動は医師や創傷管理を専門とする看護師らが中心となって担ってきましたが、今後の慢性創傷の予防や治療は、あらゆる現場の看護師や介護師など他職種も含めたチームでの対応で求められます。

看護は重症化予防など”予防”に軸足がおかれてきましたが、今後はそれに加えて、診療の補助の範囲内で治療にも貢献できる看護を展開させていかなければなりません。創傷をもつ人々の苦痛に早急に対応するためには、限られた人材や財源のなかでコストパフォーマンスと人権削減に優れた治療の選択が重要です。その実現のためには、新たに進化するドレッシング材の特徴や機能、外用薬の効用、陰圧閉鎖療法など最新の知識が必要となります。本書はこうしたニーズに応えられ、多くの方々に活用していただけるものです。

─看護師がドレッシング材について知っておきたい理由─

日本の医療は、高齢化少子社会を基盤に非常に厳しい状況に直面しているといわれています。2025年には75歳以上の人口が増え、現在と同様の医療スタイルを継続することは困難で、医師不足、看護師不足、病床不足、そして介護不足が大きな課題とされています。医療ニーズを抱えた高齢者を病院から在宅、老人福祉施設とあらゆる場所で支えていく必要があります。こうした将来を迎える日本の医療は、「チーム医療推進」を柱に、これまでとは異なる医療の提供の在り方が求められます。

これまで以上に高齢者が増加するということは、糖尿病やがんなどの疾患を抱えながら、長期に療養を必要とする方が増えるということであり、褥瘡や下肢潰瘍などの慢性創傷患者の急増が予想されます。これまでも褥瘡ケアに関しては「褥瘡予防・管理ガイドライン」(日本褥瘡学会編集)によるスタンダードな治療の推進など、学会等の活動が活発に行われてきました。その啓発活動の中心は医師や創傷管理を専門とする看護師が担ってきましたが、今後の慢性創傷の予防や治療は、あらゆる現場の看護師や介護師など他職種も含めたチームでの対応が求められると考えられます。

これまでは病院経営や医療費削減など、各施設によって独自に治療方針が決定されてきましたが、ニーズに対して病床数が不足するために、あらゆる施設に短期入院、早期介入、重症化予防が求められます。

そのためにはコストパフォーマンスと人件費削減に優れた治療の選択が重要であり、新たに進化するドレッシング材の特徴や機能の理解を含めた知識が必要となってきます。この知識獲得は、医師や創傷管理を専門とする看護師だけではなく、多くの臨床の看護師に必要とされるでしょう。

 Part1 ドレッシング材・外用薬・その他の選択と使い方/[総論]ますます必要とされるドレッシング材 選択の知識/ 

日本の医療は、高齢化小社会を基盤に非常に厳しい状況に直面しているといわれています、2025年には75歳以上の人口が増え、現在と同様の医療スタイルを継続することは困難で、医師不足、看護師不足、病床不足、そして介護不足が大きな課題とされています。医療ニーズを抱えた高齢者を病院から在宅、老人福祉施設とあらゆる場所で支えていく必要があります。こうした将来を迎える日本の医療は、「チーム医療推進」を柱に、これまでとは異なる医療の提供の在り方が求められます。

これまで以上に高齢者が増加するということは、糖尿病やがんなどの疾患を抱えながら、長期に療養を必要とする方が増えるということであり、褥瘡や下肢潰瘍などの慢性創傷患者の急増が予測されます。これまでも褥瘡ケアに関しては「褥瘡予防・管理ガイドライン」(日本褥瘡学会編集)によるスタンダードな治療の推進など、学会等の活動が活発に行われてきました。その啓発活動の中心は医師や創傷管理を専門とする看護師が担ってきましたが、今後の慢性創傷の予防や治療は、あらゆる現場の看護師や介護師など他職種も含めたチームでの対応が求められると考えられます。

これまでは病院経営や医療費削減など、各施設によって独自に治療方針が決定されてきましたが、ニーズに対して病床数が不足するため、あらゆる施設に短期入院、早期介入、重症化予防が求められます。/そのためにはコストパフォーマンスと人件費削減に優れた治療の選択が重要であり、新たに進化するドレッシング材の特徴や機能の理解を含めた知識が必要となってきます。この知識獲得は、医師や創傷管理を専門とする看護師だけではなく、多くの臨床の看護師に必要とされることでしょう。

本誌は、「照林社」のサイトにて10ページ程度ですが、読み放題です。