【エキスパートナース】 Vol.32 2016年9月号

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単品価格:1,153円│1年間定期:19,500円(本誌+増刊付) 14,400円(本誌)

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 【特集】 あれっ? と思ったら 検査値「この3つ」/ 

患者さんの「何がおかしい」微候にいち早く気付くのはナースです。そんなとこ、観察項目と”紐づけて”チェックしたいのが「検査値」です。臨床でよくある場面設定をもとに解説し、”もう一歩踏み込んだアセスメント”について解説しています。

─CRPは”推移”を見ていくことが大切/

CRPは、病態や症状の強さを反映して上昇し、改善後すみやかに低下するため、炎症の強さや時間を判断するパラメーター(指標)となります。そのため、身体の炎症のサインとして早期にキャッチはできますが、原因を特定するための検査値ではありません。また、炎症発生後から数時間⇒10時間以内に上昇し、すぐにピーク値には達しないため、データの推移を見ていく必要があります。

Aさんの例では、発熱後すぐの血液データを確認していますが、微熱があり悪寒もあるため、今後さらに体温が上昇することが予測されます。このCRPの値がピーク値ではないことも念頭に置き、再検査時のデータがさらに上昇する可能性を考えておく必要があります。

なお、注意点として、CRPは肝細胞由来のため、肝障害がある場合は低めに出る可能性があります。

─コンテンツ─

●総論1/この特集のねらい:看護師は、検査値をどう看護に活かす?/
●総論2/ナースが検査値を見るとき/―“紐づけ”して見ることの重要性―/
●各論/事例で見る:あれっ? と思ったら 検査値「この3つ」/

・【事例1】急性心不全後の患者さん。/「風邪のような症状」を訴えているけれど、呼吸も少し速く、何かがおかしい・・・!/急性期で感染を疑うときにチェックしたい!/

・【事例2】間質性肺炎の急性憎悪で入院中の糖尿病既往の患者さん。/さっきよりぼーっとしているけれど、大丈夫なの・・・?/基礎疾患に糖尿病をもつときにチェックしたい!/

・【事例3】抗がん剤を投与中の患者さんが、「最近、一日中体がだるい」と訴えている。/このまま様子をみても、大丈夫?/抗がん剤投与中の患者さんでチェックしたい!/

・【事例4】小脳出血後の患者さん。/会話もできて体動活発だったのに、元気がない。/嘔吐や発熱もある・・・何が起きている?/脳疾患の急性期リハビリテーションでチェックしたい!/

・【事例5】食欲不振で入院中の高齢患者さん。/この1週間で体重が急激に増加したけれど、「栄養状態の改善」と考えていいの?/高齢者の栄養管理でチェックしたい!/

・【事例6】脳梗塞後の高齢患者さん。/”リハビリでの筋肉痛”を訴えていていつもより元気がない・・・何か気になる!/回復期のリハビリテーションでチェックしたい!/

・【事例7】肺炎で緊急入院してきた患者さん。/酸素投与中、様子を見に行くと反応が鈍い・・・何が起こっている?/急性期の呼吸器症状でチェックしたい!/

◎検査値索引

・血液検査/WBC/RBC/Hb/Ht/Dダイマー/PT/APTT/
・一般検査[尿検査]/尿培養/尿ケトン体/尿タンパク/
・生化学検査/TP・Alb/Cr/血糖値/Na/AST・ALT/
・免疫血清検査/CRP/BNP/
・動脈血液ガス測定/PaCO2/HCO3/BE/

 【TOPIC特集】 排尿ケアが変わる!「排尿自立指導」の病棟での進め方/ 

尿失禁・尿閉等(下部尿路機能障害)で留置される「尿道カテーテル」に対し、”留置の適切性を再検討し””抜去後の排尿自立指導を行うための取り組み”を行うことに4月より新しっく診療報酬上の点数がつくことになりました。(週1回200点、計6回まで算定)。その「排尿自立指導」の考え方・進め方に基づき変わってきている”包括的排尿ケア”のいまを解説しています。

アセスメント・評価に基づいて排尿ケアをどう計画する?/「排尿自立指導に関する診療の計画書」の記載の留意点は?/尿道カテーテルの”抜ける””抜けない”どう判断する?/機器を用いたアセスメントの進め方は?/排尿チーム、どうやって活動する?/といった疑問を解決してくれます。

─排尿自立の方法として検討したい視点/

(1)排尿用具の工夫/
(2)排尿しやすい姿勢/
(3)衣類の工夫/
(4)トイレ環境の工夫/
(5)移動・排尿意欲への支援/
(6)寝具の素材の工夫

(3)衣類の工夫/
手指機能や視力低下などの身体的な障害や、認知機能の低下による排尿動作に支障がある場合は、面ファスナー・ゴム・ファスナーなどが使用された、障害に応じた着脱しやすい衣服を選択します。また麻痺など床上排泄で上げ下げが困難な場合は、下衣を前開きにすることで、導尿や尿器の使用が自立できます。

使用するおむつにも、立位のまま着脱できるリハビリパンツや、パンツタイプとテープタイプが一体型になっているものもあります。希望や排尿管理の方法に応じて選択します。

(4)トイレ環境の工夫/
身体的に障害がある場合は、身体機能に応じたトイレ設備として、手すりやボタン1つで蓋の開閉・洗浄ができるものを設置したり、立ち上がりや座位がとりやすい簡易型様式トイレ、座高調節機能付き便座を用いるなどを考慮します。

同時に、トイレに近い部屋にしたり、トイレまでの障害物を取り除き、スムーズに排尿行動が図れるよう環境調整することも必要です。

また、認知機能に問題がある場合は、トイレまでの経路を示す、目印をつけるなど、本人がトイレとわかる表示をするなど工夫します。

排尿後の保清ができるように、状態に応じてシャワーボトルや洗浄便座、児童排泄処理装置を活用して陰部の洗浄を行い殿部や陰部の清潔を保つようにします。

(5)移動・排尿意欲への支援/
手術や合併症に関連する身体機能の低下がある場合は、疼痛や苦痛、精神的な緊張や不安などを生じやすく、排尿動作に支障があるだけでなく、尿意を十分に認識できなかったり、排尿行動への意欲が湧かない、といった症状が出ることもあります。

鎮痛薬や苦痛症状に対する緩和薬剤の使用や、必要に応じて気持ちが落ち着くような薬剤の使用も検討します。

不眠に対しては、夜間の休息がとれるように日中に活動や睡眠を調整するよう支援したり、どうしても夜間眠れない場合は、睡眠薬の使用や静かな環境などで休息がとれるように配慮します。

(6)寝具の素材の工夫/
床上での排尿を余儀なくされる場合は、尿で寝具が汚染されないよう、処置用の小さなシーツを活用したり、防水シーツを活用したり、防水シーツを要部から殿部に敷いておくなど配慮します。

寝具のずれや乱れで移動動作がスムーズにできないこともあるため、場合によっては、ゴム付きのシーツ・包布の活用や、寝具の端を結ぶなどの工夫も必要です。

特に体圧分散マットレスを使用する場合は、そのマットレスに合った専用シーツを使用することで寝具や薪炭のずれや摩擦も予防できるので、活用することも検討します。

─コンテンツ─

●Part1 座談会「排尿自立指導料」導入の経緯と、排尿ケアの”新常識”/
●Part2 下部尿路機能障害の診断・治療・ケアの基本知識/

(1) 診断・治療/
(2) ケア/

●Part3 【取り組みの実際】“排尿自立指導”の具体的な進み方/
●Part4 「排尿自立指導に関する診療の計画書」に沿った包括的排尿ケアの進め方/

(1) 尿自立指導における患者抽出・情報収集・評価/(残尿測定[エコー・カテーテル]、排尿日誌、下部尿路機能障害の評価)/
(2) 尿自立/
(3) 下部尿路機能(骨盤底筋訓練、間欠自己導尿、排尿誘導)/
(4) リハビリテーション/・排尿ケア用品ガイド

 [病院キャラクターコレクション(18)]/ 

・徳島県/徳島赤十字病院のキャラクター「踊る血管くん」!/

 「2016年9月号」 読み放題/ 

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