【エキスパートナース】 Vol.32 2016年10月号

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単品価格:1,153円│1年間定期:19,500円(本誌+増刊付) 14,400円(本誌)

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 【特集】 なんで”このとき”in-out(イン-アウト)?/ 

in-out(input-output table、水分出納)はナースが日常的にみているものですが、「こんなときはin-outをみよう!」と特に意義づけたい場面があります。どのようにみるとよいか、状況&病態別に解説しています。

─たかがin-out、されどin-out!/

医療機器の進歩は目覚ましく、各種バイタルサインは患者監視モニターにより容易に計測されるようになりました、現在では、患者の「発熱」、および「不整脈」「徐脈・頻脈」「血圧異常」などの変化は、俊二にアラームにより警告されます。

しかし、これらはいずれも”病態の結果だけを示すもの”であり、変かに至った原因までは知らされません。患者の変化を察知したナースは、医師への報告を行うと同時に、原因検索を進めることで、より適確で早急な対処が可能となります。

そんなときナースは、すぐにin-outを見る習慣がありますでしょうか?医師から「in-outは?」と問い合わせられて、はじめて見るのでしょうか?

人のからだは、体重の一定量(約60%)が体液により占められています。体液は、以下の機能を担っています。

①からだに必要な酸素や栄養素を運び込み不要となった老廃物を運び出す機能
②からだで産生された過剰なエネルギーを放出する機能

この体液のはたらきによって、からだのホメオスターシス(恒常性)が維持されているのです。

体液の量を一定に保つために生体ではさまざまな機能が働いています。その機能が破綻する(疾病時)と体液不足に対しては輸液が、体液過剰に対しては利尿薬の投与や水分制限が必要な病態になります。

それでも体液を一定量に保てなくなると(「脱水」「溢水」「出血」など)、生体からSOS信号が発せられます。in-outが乱れた時、倦怠感、頭痛、ひいては意識レベル低下および発熱、頻脈、低血圧などの”SOS信号”として発信されるのです。

もし、SOS信号の原因が”in-outの乱れ”から生じたものだと気づかなければ、「発熱したから解熱薬」「頻脈だから抗不整脈薬」「低血圧だから昇圧薬」という対処療法だけが施され、根本的な原因追及がなされないままに終わってしまいます。

ナースによって、生体から発せられたSOS信号がin-ouの乱れからくるものだと提言されることで、根本的な病因の究明につながり、正確で早急な対処法が施されます。SOS信号は、見逃してはならない、早急な対応が必要な病態がからだに起こっていることを示すメッセージです。

本特集では、SOS信号が発せられたときに、その原因としてin-ouを確認しなければならない病態を再確認します。見逃してはならないサイン、in-outの乱れを示すサインを、状況別および環境別に示し、ナースがどのように対応すべきかを解説しています。

本特集を読んで「たかがin-out」と思われていた(かもしれない)読者の皆様が、すべての病態においてバイタルサインと同様に頼りになるパラメーターとして、「されどin-out」と、再認識されることが期待できます。

─コンテンツ─

●特集にあたって/たかがin-outされどin-out!/
●Part1 総論:in-outの理解/”体液が乱れる”3つの状況をチェックしよう/
●Part2 病態別:このときin-outをみる理由/

(1) 術後2~4日はリフィリングを考えながらin-outをみる!/
(2) 術後は再出血を考えながらin-outをみる!/
(3) 感染による発熱中は高張性脱水を考えながらin-outをみる!/
(4) 経腸栄養投与中は、水・電解質への影響を考えながらin-outをみる!/
(5) 下痢・嘔吐では水・電解質の喪失による低張性脱水を考えながらin-outをみる!/
(6) 低栄養に伴う水分不足による脱水を考えながらin-outをみる!/
(7) 呼吸不全では輸液負荷による溢水を考えながらin-outをみる!/
(8) 利尿薬の使用中は効き過ぎによる低張性脱水を考えながらin-outをみる!/

●Part3 in-outへの看護介入/in-outを改善するための 看護介入の具体策/
●Part4 ナースの行うin-out管理トピックス/ナースが“脱水に対応できる”時代が来ている!/
●Part5 in-outのトピックス/in-out管理で知っておきたい”最新エビデンス”/

 

 【特集】 意外に多い!要注意!“痰づまり急変”を防ぐ!/ 

このような症例、”あるかも・・・”とドキッとしますか?原疾患の治療を終え、ICUで期間切開を行った患者さん。2日前より病棟へ。人口呼吸器離脱後、吸引などの呼吸ケアを継続し、全身状態も順調に回復していたけれど・・・。ある日、突然の心配停止。CPR(心配蘇生)を行い一命はとりとめたものの、再びICU管理となってしまった。

─非挿管患者の場合の予測POINT/呼吸回数・呼吸様式の変化がないか?/

呼吸回数・呼吸様式を毎回観察していますか?呼吸状態は、急変を察知するための重要なポイントです。

排気やガス交換に問題を生じたときに、人は呼吸仕事量を増大させて対応しようとします。その変化として、肺を膨らませようと呼吸筋を強くうごかしたり、呼吸回数を増やして、いつもより多くの仕事をします(努力呼吸)。

これらの”頑張り”が続いている間は、患者のSpO2は正常値を示します。SpO2に変化が出た時には、すでに呼吸に疲れ切った状態になっています。疲れ切る前の患者のSOSに気づくことが必要です。

なお、一般病棟では多くの患者を看るため、呼吸状態をSpO2で評価していることもあるかと思います。しかし、呼吸数の変化は”重症化の最初に現れる徴候”であり、SpO2の低下として現れたころには、重症化はかなり進んでいる状況です。よって、呼吸数の測定や呼吸パターンまでを観察することが重要です。

─コンテンツ─

・意外と多いかも知れない!”痰づまり急変”
(1) 鑑別 まず、“痰づまり”のハイリスク患者に注目しよう!/
(2) 介入“ 痰づまり急変”を防ぐための介入の具体案/
(3) 急変対応“ 痰づまり急変”が起こってしまったときの対応/
(4) トピック“ 痰づまり”を防ぐ!気道管理の「最新情報」/
(コラム)”痰づまり急変”を”システムで”防ごう! RSTのポイント/

 [病院キャラクターコレクション(19)]/ 

・佐賀県/佐賀大学医学部附属病院のキャラクター「肝(かん)ちゃん」!/

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