保健、公衆衛生、地域包括ケア領域のおすすめ専門雑誌『保健師ジャーナル』を紹介・ガイドしています。
表紙、値段・価格、発行、創刊、出版社公式サイト、内容の概要などの媒体基本情報の他、読者層・対象職種、豆知識、当サイトオリジナルの紹介文・レビュー、誌面イメージ、口コミ評価、豆知識などの情報を掲載しています。最新号のみではなく、バックナンバーも紹介しています。
Contents
媒体の基本情報・概要
地域住民の身体的・精神的・社会的な健康の維持・向上を図るための活動を現場の第一線でサポートする保健師のためのおすすめの人気の専門雑誌『保健師ジャーナル』!
医学書院│Fujisan(富士山マガジン)
1冊(単品)価格・値段:1,650円(通常号)
1年間定期購読価格:14,280 円(紙版又は電子版※)│17,280 円(紙版+電子版※)
(※電子版は個人の方(学生含む)のみ購読可能です。法人の方は購入不可です。)
判型・サイズ:B5判
発行:月刊(1年間 通常号12冊)
発売日:10日※
(※:発売日は、土・日曜日や祝・祭日の関係により前後することがあります。)
創刊:1951(昭和26)年
発行部数:9,500 部
出版社:医学書院(since1944年)│広告媒体[PDF版]
Fujisan[電子版]│ Amazon トップ │ 楽天ブックストップ
媒体取扱い領域 : 行政・産業・学校・病院保健師/公衆衛生/保健所/健康保持・増進/地域包括支援/児童・高齢者虐待/ひきこもり/高齢化社会/障害者
読者層(職種) : 保健師(行政・産業・学校・病院保健師)│公衆衛生関係者│教員│研究者
オリジナル紹介文
媒体概要/紹介文/レビュー
『保健師ジャーナル』は、今の時代と今後予想されるアルコール・薬物・ギャンブル・ゲーム依存への対応、多様な性への取り組みなどの保健師活動を、的確な情報と具体的な施策で提案し、現場の第一線で活躍する保健師のための、「 保健師」の名 が付くわが国で唯一のおすすめの人気の専門雑誌です。「地域の健康」を守るための社会活動としての保健師活動・公衆衛生活動を実践する保健師を支援しています。「超高齢化社会×大規模災害時の危機管理」や「国際化×外国人の健康管理」というように複合化の進む直面する課題に対して、自律的に行動できる保健師を育みます。
近年の著しい法制度の改正や、社会情勢の変化に対応し、保健師業務に必要な、最新の知見を提供しするとともに、保健師教育・活動現場の現状に鑑みた、必要な知識や技術を収載しています。公的機関や医療機関、そして地域との連携による地域保健の体系化、保健医療福祉の計画と評価などについての考察も行われています。結核対策、生活習慣病重症化予防、認知症施策、慢性腎臓病対策、データヘルス計画、学校における教員組織づくり、学校における医療的ケア、職場におけるメンタルヘルス対策、有害業務のある職場における産業保健、児童虐待防止のシステム化、精神疾患患者への育児支援など、行政・産業・学校・病院等の医療施設といった活動場所を限定しない各現場において展開された豊富な事例を、実践者が紹介しています。事例については、海外の事例も紹介されています。保健活動の研究事例などの紹介など、研究分野にも言及しています。保健師活動年表、健康日本21(第2次)、認知症施策推進大綱、地域保健対策の推進に関する基本的な指針、地域における保健師の保健活動に関する指針、地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針、などの基礎資料を適宜取り上げた、時事に沿った解説も行われています。疫学や保健に関する統計データなども収載されています。
『保健師ジャーナル』は、1号1テーマの「特集」と1号当り5本程度の「連載」を軸として、「PHOTO」「特別記事」「TOPICS」「調査報告」「研究」などで構成されています。
「特集」では、「差別と偏見と公衆衛生」「新型コロナウイルス感染症 保健師の活動を記録する」「新型コロナウイルス感染症 保健師の活動を記録する」「母子保健の危機 援助職としての源流」「地域で取り組む「依存症対策」アルコール・薬物・ギャンブル・ゲーム依存への対応」「災害対策・対応の最前線を探る 受援に必要な視点とは何か」といったように、テーマの分野を限定せずに、保健師活動領域を網羅したテーマをとりあつかっており、それらについての解説、問題と課題、新しい取り組み事例、データ分析、将来の展望などの記事が掲載されています。「連載」では、「「おも・けん!」新任期でもできる!おもしろ健康教育のつくり方 心を動かす媒体づくりのテクニック」「行動変容を導く ナッジの利いた保健活動」「時代が求める!保健師記録の仕組みづくり 記録を生かした人材育成と情報開示の捉え方」「公衆衛生看護学の体系を事例で学ぶ」「研究室からのメッセージ」「数式不要!はめ込み統計学 保健師のための統計これだけ」といったように、健康づくりを支援するための基礎知識から戦略、研究報告など、保健師活動を実践する上で欠かせないベーシックなテーマを軸とした、読者のニーズや世相を反映したテーマを取り扱っています。
「PHOTO」では、「生きる力を育む生(性)教育 地域とつながり,子どもの生きる力を育む高知県中芸広域連合の取り組み」「京都大学におけるCOVID-19流行下の保健師課程教育実習 オンライン代替実習の取り組み」「自宅での健康づくりを応援する「AT HOMEプロジェクト」 沼津市の取り組み」といったように、自施設での業務改善や改革のヒントとなる事例紹介をメインに取り扱っています。「特別記事」では、「災害時の受援スキルとは」「[座談会]2018年北海道胆振東部地震における保健師活動 市町村・保健所・災害派遣の保健師の受援と支援」「保健師基礎教育調査報告書の概要と狙い」といったように、特集と同様にテーマの分野を限定しないスペシャルな記事が掲載されています。「TOPICS」では、「神戸市と神戸市看護大学が協働した新型コロナウイルス感染症への取り組み」「大阪市の取り組み 通いの場としての百歳体操の効果と今後の展望」「江戸川区8020(ハチマルニイマル)応援キャラクター「リッパー」を用いた歯科保健啓発活動」といったように、自施設での活動の指標としたいような事例紹介が行われています。
「活動報告」では、「市民とともに地域で進めるアドバンス・ケア・プランニング 浦安市在宅医療・介護連携推進事業の取り組み」「スモールステップでルールのあるゲームを理解する」「公衆衛生看護における倫理的課題への取り組み 気付く力と支援する力を培う」といったようにテーマの分野を限定しない、地域支援の取り組み事例を紹介しています。「調査報告」では、「市町村保健師が行う養育支援が必要なステップファミリーへの支援」「健康づくりに関する啓発イベントの評価に伴う作業負担の定量化」「市町村保健師が行う養育支援が必要な父子家庭への支援」、「研究」では、「保健師現任教育の現状と課題について 地域保健法第六条六項を根拠とした保健師の組織的人材育成」といったように、テーマの分野を限定しない、調査報告や研究報告の記事が掲載されています。
その他、関連学会・研究会等の開催の案内、レビューを含めた書籍・本の紹介、バックナンバー・次号の案内などが掲載されています。「創刊70周年記念座談会」といったように、節目の号では、特別な記事が掲載されています。
ご自身の保健師活動実践スキルの研鑽のための教科書・参考書として、また、新人の教育や研修のテキスト・マニュアルとして、保健師学生のガイドブックとしても活用できる記事も掲載されています。記事の末尾に掲載されている参考文献をたどっていけば、その記事の内容についてさらに深く勉強することもできます。
「保健師助産師看護師法第二条」によると、保健師とは「厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。」とされています。また、看護師とは「厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。」とされています。簡単に言うと、看護師は疾患に罹患した患者のケアを行い、保健師は地域住民が疾患に罹患しないように健康の維持・増進を図る役割りを担っています。保健師は「行政保健師」「産業保健師」「学校保健師」「病院保健師」に大別されます。保健師は地域住民が疾患に罹患しないように健康の維持・増進を図る役割りを担っており、健康には「身体的健康」「精神的・心理的健康」「社会的健康」が含まれます。これら3つの健康の維持・増進を図るために、保健師は活動しています。
保健師の就業場所別の実人員数とその比率は、「平成 30 年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 令和元年9月4日 厚生労働省」によれば、実人員は次のとおりとなっています。
- 総数52,955人(比率100.0%)/病院3,307人(6.2%)/診療所2,003人(3.8%)/助産所1人(0.0%)/訪問看護ステーション259人(0.5%)/介護保険施設等1)1,336人(2.5%)/社会福祉施設421人(0.8%)/保健所8,100人(15.3%)/都道府県1,351人(2.6%)/市区町村29,666人(56.0%)/事業所3,349人(6.3%)/看護師等学校養成所又は研究機関1,148人(2.2%)/その他2,014人(3.8%)
- 注:1)「介護保険施設等」とは、「介護老人保健施設」「介護医療院」「指定介護老人福祉施設」「居宅サービス事業所」「居宅介護支援事業所」等をいう。
『保健師ジャーナル』は、保健師の人材確保へも貢献する記事も掲載されています。
『保健師ジャーナル』のおすすめポイントは、地域・施設で取り入れられている新しい取り組み事例が豊富に紹介されており、技術やテクニック・コツだけではなく、マインド面からも気づきを与えてくれる記事などを掲載しているところです。号によって異なりますが、特集テーマに沿った事例紹介は、特集記事の過半数あるいはそれ以上となっています。また、保健師活動の比較的ベーシックな、あるいは保健師活動の現場で頻出するテーマを多く取り扱っており、自施設での取り組みに直結する記事が多く掲載されているところも魅力です。
読者層/口コミ・レビュー(おすすめ度)/豆知識/その他情報
「医学書院 AD BOX(広告媒体)」によれば、購読者層の職種分布は、市町村保健師65%、保健所保健師15%、教員・研究者10%、産業保健師、医師等公衆衛生関係者10%となっています。
(引用:医学書院 AD BOX(広告媒体))
自治体や職域で働く保健師・看護師、公衆衛生医、および教員、研究者、公衆衛生関係者が主な読者ですが、公衆衛生活動に携わるすべての職種の皆様にもお役立ていただきたい雑誌です。
編集委員は、保健師、研究者保健師、研究者など3名に依頼しされています。執筆者は、それぞれの地域で積極的な保健師活動に取り組まれているアドバンス保健師の方々や、大学教授などです。
個人限定(法人不可)ですが、ほぼ本誌2冊分の金額3,000円(1カ月当り250円)をプラスすると、電子版も読み放題となりますので、おすすめです。PC、タブレット、スマートフォンのすべてのデバイスに対応していますので、いつでもどこでも読めるのがいいですね。医学書院の電子版は、記事の全文を対象とした検索機能を装備していますし、発行期間の絞り込みもできます。「医学書院公式サイト」では、各号の「まえがき」が掲載されていますので、単号でご購読される場合の参考になります。「医書.jp」では、記事ごとに購読できる「記事売り」(電子版のみ)もしています。代金は記事により異なりますが、概ね1記事当り1,000円から1,500円程度の範囲です。
医学書院ではSNS(公式アカウント)では、「Twitter」と「Face book」「Instagram」を配信しています。「Twitter」と「Face book」では、医学書院編集部より最新情報を配信しており、インスタグラムでは、雑誌でご紹介した全国の特色ある取り組みを紹介しています。
「Fujisan(富士山マガジン)」のサイトへの「口コミ・レビュー(電子版レビュー)」の投稿数は17件(紙版24件+電子版2件)、読者満足度(おすすめ度)は86.9%(紙版86.6%+電子版90.0%)です(2021年1月7日現在)。
見本誌の無料読み放題サービス
2021年1月3日現在、見本誌の無料立読み放題のサービスは行っていません。当サイトの管理人が試読しました雑誌『保健師ジャーナル』Vol.74,2018年6月号の誌面イメージは下の画像のとおりです。全体的に文章による記事が多いので読みごたえはあります。図表やイラストのよる解説も適宜されており、読みやすく編集されています。
最新号・バックナンバーの表紙画像
最新号とバックナンバーの表紙画像です。表紙イメージ・画像をタップしていただくと、「Fujisan(富士山マガジン)」の雑誌紹介ページへリンクしています。なお、バックナンバーの表紙は、発売日順(新しい順)ではなくランダムに掲載していますので、ご注意願います。
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(2007年NO.1号のバックナンバーまでご覧いただけます)
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