臨床看護実践領域のおすすめ専門雑誌『看護実践の科学』を紹介・ガイドしています。
表紙、値段・価格、発行、創刊、出版社公式サイト、内容の概要などの媒体基本情報の他、読者層、豆知識、プレゼント情報や当サイトオリジナルの紹介文、レビュー、誌面イメージ、口コミ評価、豆知識等を掲載しています。最新号のみではなく、バックナンバー、増刊号も掲載しています。
Contents
媒体の基本情報・概要
科学的な視点から臨床看護の実践力を解き明かすクオリティの高い看護実践のためのおすすめの専門雑誌『看護実践の科学』!
1冊(単品)価格・値段:1,650円
1年間定期購読価格:19,800円(一般号 12冊)
判型・サイズ:B5判
発行:月刊
発売日:17日発売
創刊:1975(昭和50)年
発行部数:15,000 部
出版社:看護の科学社(since1976年7月)│広告媒体[PDF版]
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媒体関連キーワード : 臨床看護/看護手技/科学/エビデンス/臨床知/研究
読者層の職種 : 看護師・ナース
オリジナル紹介文
媒体概要/紹介文/レビュー
看護実践は、看護師がある目的を遂げるために、深い思慮を持って患者中心に行われるものです。看護師は、看護実践における行為の判断、すなわち臨床判断を日常的に行っており、変化の激しい医療現場で対応するためには、判断力のスキル向上が求められます。臨床判断のプロセスには、自分の行為を結果と結びつけて考える“振り返り(Reflecting)”があり,“振り返り”は臨床判断を構成する要素の1つとして位置づけられます。看護実践における行為の振り返りは、その人自身の行動の動機や動作に対する洞察をもたらします。このような洞察によって、看護師は未来に行う実践で適応する、新しい知識・技術・価値を身につけることが可能となります。振り返りによって臨床での判断力が向上するのであれば、まずは振り返りについての理解を深める必要があります。
『看護実践の科学』は、臨床現場やエビデンス、研究といった看護科学的視点から看護実践における行為の振り返り(Reflection)に関して明らかにされている内容を、判断力・スキルの向上に焦点をあてて検討し、看護実践能力の育成に向けた課題を明らかにしています。臨床に、地域に、教育に毎号豊富な内容で応え、経験(臨床知)と科学の融合する研究を発掘し、看護の未来へのビジョンを描いていくおすすめの看護専門誌です。患者に対して真のQOLとは何かを科学的根拠をもとに読者と一緒に考え、それを実践する力を身に付けていくための雑誌です。
病院では病気の治療・入院期間の短縮など患者の治療環境なども大きく変化し、地域・在宅に向けて多職種で患者の療養に取り組む多職種連携が不可欠になりました。また、医療法の一部改正により超高齢化社会の今後の対策として在宅医療や介護を促進させるなどが盛り込まれた地域包括ケアシステム時代を迎えることになりました。そこで、多職種と共に取り組まれた実践で看護職が果たした役割等についてもお伝えし、看護実践の視点から臨床に直結する医療現場の安全性を捉え、真の患者QOLを考えるとともに、臨床現場へのこだわりや独自性のある看護実践を紹介しています。
一例として、ヘンダーソンの理論をニードリ論を用いて看護介入を行う方法論が記載されており、このおうに、エビデンスに基づいた看護の実践に役立つ記事が満載です。
中堅看護師の能力開発においては、リーダーシップ等の役割遂行能力とともに、自発的にキャリアを発展させていけることや葛藤状況の克服が必要です。これに加えて他者からの承認を受ける機会を設けることは、中堅看護師の能力開発においてとても重要です。「中堅看護師」を定義していた論文を調べたろころ23 件ありました。23 件中、18件が臨床経験年数を定義に用いており、その幅は3 年から19 年までと、かなりバラツキがありました。日本の中堅看護師についての定義は様々であり、臨床経験年数を用いた定義が多く、臨床経験5年目は多くの定義に包含されていました。中堅看護師の特性としては、新人よりも高い実践力を有しますが、その発達度合いには個人差が大きく、多くの葛藤をがある、という点が抽出されています。
中堅看護師の能力開発においては、リーダーシップ等の役割遂行能力とともに、自発的にキャリアを発展させていけることや、葛藤状況の克服に貢献するようなプログラムが必要であることが示唆されています。既存の能力開発には多様な手法が用いられてきましたが、多くの手法に経験学習を通じた学びと、中堅看護師が自分自身や職場について内省する機会が含まれています。これに加えて他者からの承認を受ける機会を設けることは、中堅看護師の能力開発においてとても重要です。
『看護実践の科学』では、ここで述べたようなことを踏まえた上で、中堅看護師のキャリアアップの方法などについても、科学に基づき詳しく解説されています。
最先端の情報や少し先の未来の動向などが分かる「特集記事」、今、旬なタイムリーなトピックの「連載記事」、”読み物”としても楽しめる「コラム」、学会や研修会などの開催情報を集めた「インフォメーション」、「次号予告」、などで構成されています。「連載記事」では、看護実践論、研究成果の論文、エッセイなど、10タイトル程度の記事が含まれています。
豆知識/読者層/口コミ・レビュー/その他情報
『看護実践の科学』を発行している「有限会社 看護の科学社」は看護・医療・介護領域書籍の発行・販売、関連講演会・セミナーなどの企画・運営、その他これらに付随する各種業務を行っていますが、会社を支えている源は『看護実践の科学』と思われます。それゆえに、『看護実践の科学』に入魂してクオリティの高い記事の掲載・編集・発行を行っているのではないでしょうか。
2019年より、巻頭カラー化と増ページにより誌面がリニューアルされており、従来よりも読み易くなっています。文字を大きくする、さらに豊富な情報量を確保すために、誌面レイアウトや記事の書き方を工夫するなど、進化を続けています。
読者層のメインターゲットは、中堅の看護師・ナースですが、新人看護師の方にもおすすめです。
執筆者は、大学や専門学校などの教育機関における著名な教授・准教授、教諭の方々や看護管理職の他、読者と同じ視点を持つ現役看護師などです。日本赤十字看護大学名誉教授の川嶋みどり先生も推薦されています。
「Fujisan(富士山マガジン)」のサイトへの口コミ・レビューの読者満足度は93.4%(口コミ数3件:2020年12月11日時点)です。
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レビュー/Vol.43 2018年12月号
【特集】あらためて生活行動援助から看護を考える─
看護の独自の機能であり、看護師が主導権をもつ「生活行動援助」は、1960年、国際看護師協会により「看護の基本となるもの」(ヴァージニア・ヘンダーソン著)を通して明確にされました。一方で、疾病構造、医療制度・経済をめぐる状況、医療提供体制など、さまざまな変化のなかで看護師に求められる役割りは増えています。あらためて臨床・教育現場において生活行動援助の価値づけにつながる研究を紹介します。
【連載】看護研究の報告、他─
「連載」では、看護領域の動向、看護系学会の見聞録、看護研究の報告など、8題の記事が掲載されています。
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