家族療法・家族支援(心理療法)領域のおすすめ専門雑誌『家族療法研究』を紹介・ガイドしています。

 

表紙、値段・価格、発行、創刊、出版社公式サイト、内容の概要などの媒体基本情報の他、読者層・対象職種、豆知識、当サイトオリジナルの紹介文・レビュー、誌面イメージ、口コミ評価、豆知識などの情報を掲載しています。最新号のみではなく、バックナンバー、増刊号も紹介しています。

 

媒体の基本情報・概要

家族全体を支援対象とする”家族を治療する”という新しい視点の治療法にフォーカスしたおすすめの専門雑誌『家族療法研究』!

家族療法研究│表紙

家族療法研究(Fujisan.co.jp)

紙媒体

1冊(単品)価格・値段:2,200円

1年間定期購読価格:6,600円(年間 3冊)

判型・サイズ:B5判

発行:季刊(5,9,12月刊)

発売日:30日

創刊:(調査中)年

発行部数:(調査中) 部

出版社:金剛出版(since1968(昭和43)年)│広告媒体[PDF版]


家族療法研究 公式サイト(金剛出版)

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Fujisan(富士山マガジン)

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家族療法研究│バックナンバー

 


リストマーク 媒体関連キーワード : 家族療法/家族支援/精神療法/心理療法/ひきこもり/不登校/家庭内暴力/児童虐待/ドメスティックバイオレンス(DV)

リストマーク 読者層(職種) :  臨床心理士・カウンセラー・セラピスト│看護師・ナース│医師│ソーシャルワーカー│教員│家庭裁判所調査官│社会学者│人類学│一般の皆様 

 

オリジナル紹介文

媒体概要/紹介文/レビュー

家族(父、母、娘、息子)で楽しそうに食事をしているイラストです。

リストマーク 日本の家族をとりまく環境は昭和から平成に入ったころから大きく変化しました。発達障害やひきこもりの増加、うつ病や認知症の増加、少子高齢化、婚姻率の低下、晩婚化といった、個人や家族システムに影響された社会環境の変化により、家族の抱える葛藤や問題も急激に変わってきています。それに伴い、家族が求める援助のニーズは多様かつ複雑になってきています。家族の一人に問題行動や疾患が現れると、何とかしようと努力しますが、いずれそれに対してどのようにしたらよいのかわからなくなってくる場合もあります。ひきこもりなどの問題行動の場合にこのようなことはよくあります。ひとつ屋根の下で一緒に生活している家族は、それぞれが何を考えているかを十分に理解していると思っていても、実はお互いのことを理解していない場合が往々にしてあります。”家族なのに仲が良くない”のは私の家だけでは、と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、実はそのような家族は思っている以上に多いものです。

 

我が国では不登校や引きこもりなど、子どもの養育に関する問題が社会的課題となっています。不登校・引きこもりというと、往々にして母親の養育や子どもの問題に注目が集まりがちですが、子どもや母親だけに原因があるとは言えず、子どもの問題行動や情動問題は子・親・祖父母の間の親子関係、そして夫婦関係の課題が互いに絡み合った複雑な問題である場合があります。

 

それらを解決するためには家族全体を支援対象とする家族療法が有効であると言われています。アメリカでは1970年代に家族崩壊が進行し、子どもの摂食障害、心身症、引きこもり、虐待、DVなどが社会現象となりました。深刻化する家族問題に対処するため、アメリカでは家族療法が開発され、社会運動となりました。我が国はアメリカに倣った社会を形成してきたため、遠からず同様に家族問題が多発する時期を迎えると推測されており、家族療法を取り入れる必要があると言われています。

 

家族療法は医学的ではなく一般的にいうと、問題行動をする本人のみならず、その家族の方たちの相談も受けながら、家族ぐるみでの適切な療法を工夫することによって、症状や問題行動を治療しようという方法です。家族の関係をよりよくしていきたいという想いはあっても、その思いとは逆にときには行き違うこともあり、クライシス(危機)を招くこともあります。いつも感情的になってしまう、何を考えていて、どう対応していいか分からないなど家族それぞれの想いや考えを相談という安全・安心な医療という場で取り交わしていくものです。

 

メンタル的な事象は個人的な問題だけではなく家族も含めて治療が必要な場合が多くありますので、「家族療法」という概念を取り入れた治療は有効だとされています。家族というニッチなコミュニティを対象とした治療法は、今後ますます重要性・必要性が増していく展望されています。

笑顔で立っている家族のイラストです。

リストマーク 『家族療法研究』は、”家族を治療する”という新しい視点の治療法にフォーカスした「(社)家族療法学会」の学会誌です。”家族とは何か”と問いかけ、家族のニーズにコミットする家族療法領域を探求する学術誌です。医療職の方のみならず一般の方も読めるように分かりやすい記事で構成されています。

 

少子・高齢化が進むなかで育児不安、年少者の非行、DV、離婚の増加、高齢者ケアや寝たきり老人の介護など、家族をめぐるさまざまな問題が山積しています。このような現実をふまえ、揺れ動く現代の家族像に迫り、家族関係に関するさらなる理解を深める内容を収載しています。家族の構造・機能を含めて家族とはなにかについての考察、妻と夫のパートナーシップにかかわる諸問題への論及、さらに親子関係では子育ての意味、母性論、父性論、祖父母論の展開などが行われています。社会的な諸要因が及ぼす家族への影響、患者家族と在宅ケアのありように関するさまざまな課題についても取り上げています。家族システム理論、家族を治療の対象とした家族療法についても紹介されています。

 

個人や家族の抱えるさまざまな心理的・行動的な困難や問題を、家族という文脈の中で理解し,解決に向けた援助を行っていこうとする対人援助方法論の総称が「家族療法」です。広範な臨床領域と多様な理論的背景を持つ家族療法の全体像を把握し、理解できるよう、黎明期から現在にいたる理論・実践史をまとめた「理論」と医療・教育・福祉・司法など多領域からのアプローチを網羅した「臨床」で構成されている。事例を交えたわかりやい記述、用語解説・コラムを収載した『家族療法研究』は、家族療法を学ぶための入門誌であり、そして応用誌でもあり、より詳しい探索のためのガイドブックでもあります。家族療法が日本に本格導入さて以来30年の理論と実践を集めた、家族療法家たちによる初の家族療法の教科書的存在です。セラピストとしての基礎を徹底的に学ぶトレーニングブックとして、家族を治療のパートナーに組み入れる効果的な家族面接の実践ガイドとして、クライエントとのファーストコンタクトから終結に至る過程で必須の臨床技術を、リアルなケース描写とリンクさせながら解説しすることにより、セラピスト養成課程のテキストとしても活用できます。

 

現代日本では児童虐待件数が増加の一途をたどっており、不登校やいじめなど学校での不適応の問題、さらに子どもの心身の健康の問題に悩む親も増えています。親や子どもをめぐる問題の背後には、現代社会の在り方に関する課題と家族自体が抱える課題があります。現代社会の在り方に関する課題の中でも大きいのは、家族にかかるストレスの増加です。子育て期にある家族は、喜びも大いにありますが、元々ストレスが増加しやすい時期でもあります。加えて、現代では地縁・血縁の希薄化と核家族化・少子化が進展し、家族は多くの問題を自力で解決しなければならなくなりました。このような社会と家族の状況を見ると、親と子の心の問題を考える際には多世代家族療法の考え方が役に立つと見られています。家族療法は心理療法の一つであり、個人の心の問題や、親子、夫婦関係の問題を家族全体の関係性の枠組みで理解し、援助するアプローチです。『家族療法研究』ではその中でも、子どもの問題を親子二世代ではなく、少なくとも祖父母を含めた三世代以上で考える点が特徴である「多世代家族療法」についても言及しています。

ケアマネジャーや看護師、医師、家族や本人を含めた話し合いを行っているイラストです。

リストマーク 『家族療法研究』は毎号1テーマについて深堀りしている特集記事のほかに、「書評」「映画に見る家族「家族療法・ミニレビュー」海外の動向」といったコーナーが随時設けられています。「書評」コーナーでは、およそ10の書籍についてレビューがされています。レビューの内容はB5サイズの誌面に1,2ページ程度とかなりのボリュームがあり、これを読めばおおよそどのような書籍かのかが分かる程度に詳述されています。「映画に見る家族」コーナーでは、例えば「黒い牡牛」や「トランボ」などの映画が紹介されています。いずれも、60年という時間を経た家族を描いたストーリーのようです。テーマにそって映画が紹介されていますので、見てみたいか否かの判別ができます。「家族療法・ミニレビュー」コーナーでは、”発達障害論考はどのようなものか””国家がなぜ家族に干渉するのか”といったことについて、論評が記載されています。「海外の動向」のコーナーでは、家族療法に関する最新の海外の動向や、海外における家族療法の歴史や変遷などが記事になっています。

 

リストマーク 基本的なエッセンシャルスキルについては、ファミリーセラピスト初心者にとってのチャレンジ、初回面接の前の準備、初回面接の臨床、アセスメントを行うためのガイドライン、治療への焦点の発展、基本的な治療スキルと介入方法、子どもとその家族への関わり、夫婦・カップルへの関わり、家族に精神疾患がある場合、セラピーの行き詰まり、セラピーの終結、家族療法の今後、セラピスト初心者にとっての問題、に関連する記事が掲載されています。

高齢者の男女が楽しそうに食事をしているイラストです。

理論的な観点からは、家族療法の歴史/欧米、日本、/家族療法の基礎概念:家族療法の理論、家族理解の視点、/家族療法の代表的モデル:第一世代、第二世代、第三世代/臨床編的な観点からは、領域ごとの臨床実践:精神科医療保健領域、一般身体科領域、教育領域、児童福祉領域、ソーシャルワーク領域、司法・矯正・更生保護領域、産業メンタルヘルス領域、/現代的な臨床テーマ:児童・思春期、青年期・成人期、老年期、社会と家族教育,研究,倫理的な観点からは、教育・研修,スーパーヴィジョン、研究、倫理と臨床、などに関する記事が掲載されています。

 

家族療法家のプロフェッショナルへのステップアップの観点からは、家族療法の基本姿勢:セラピストの無力さの自覚すること―家族の力を信じること―(事例:青年のひきこもりに悩む両親からの相談、中学生男子についてのスクールカウンセラーの相談、不登校の小学生の息子をもつ母親からの相談)、家族システムの自律性・家族のレディネス(前提となる知識や経験など)(事例:不登校の小学生の娘をもつ父親からの相談)、家族の自律性を促す方法、症状や状況の良し悪しに左右されない姿勢、マネージメント力(事例:自殺未遂で入院した女性との面接)/コミュニケーションとシステム:コミュニケーションとシステムクレアトゥーラ情報を伝える言語とその拡張情報から伝達される意味の構成意味と行動バーバルとノンバーバル言語の拡張(ダンス、絵画、音楽、被服、髪型など)情報、メッセージ、コミュニケーションという用語の整理文脈という用語の定義認識論とは拘束とは/同時的家族関係と累積的家族関係:同時的家族関係と累積的家族関係同時的家族関係累積的家族関係/家族成員の呼称と家族関係:研究の紹介と討論臨床的応用について/期待をもたらす初回面接の様相:初回面接で必要なこと扱えることと扱えないこと誰と話し合いを進めるか面接への期待を導く(事例:解離性健忘の中学生女子との面接)、ミニューチン(Minuchin)の家族構造モデルを再考する/個別面接と合同面接を操る:個別面接と合同面接の違い(事例:娘の不登校に悩む母親の事例ブライス家の人々(Napier&Whitakaer、1978)カウンセリングに行かないというひきこもり高校生との面接統合失調症の母親とその息子との面接)/愛情・肯定的存在感のコミュニケーションによる構成:金銭の要求と自傷行為による二重拘束(ダブル・バインド)メッセージの循環による意味の構成(事例:死にたいと訴える境界性人格障害のクライアントとの面接)/家族療法モデル:現在の親子関係を説明するヒストリカル・ファクター(歴史的要因)ダブル・ディスクリプション・モデル(事例:対人恐怖、外出恐怖の息子をもつ両親との面接夫婦間の葛藤を主訴とする相談)、パラドックス(事例:不登校の息子を持つ両親への家族面接、長期的摂食障害の海外在住女性の面接から)、ユーモア(事例:赤面恐怖の青年との面接)、などに関する記事が掲載されています。

 

事例の観点からは、家族療法から短期療法,そして物語療法へ―家族療法の歴史と展開:1980年以前の家族療法、さまざまな第一世代家族療法、1980年以後の家族療法の展開―理論的変遷の概略、1980年代以降の代表的な理論と技法、/パニック障害:パニック障害とは、パニック障害の心理療法、逆説(パラドックス)、長期的にパニック発作に脅かされた事例、ダブル・ディスクリプション・モデル、広場恐怖を伴うパニック障害と診断された女性の事例、EMDRとTFT/抑うつ:うつ病とは、抑うつ状態の心理学的生起および維持要因、抑うつを面接で扱う際のポイント、慢性的な軽症抑うつ症状を訴える女子大学生の事例、夫との関係調整により改善した事例/摂食障害:摂食障害の症状および特徴、摂食障害の要因、摂食障害の治療、拒食症の娘を持つ母親が受診した事例、過食症高3女子の母親が受診した症例、世代間境界と暗黙の話題/複雑で難解な事例:失敗例と言える事例から学ぶ―進行性の病におかされる双極性障害の男性、身体表現性障害の老人、肺結核による運動機能の低下、PTSDとドメスティックバイオレンスに悩む女性、引きこもりへの対応―MCRプロジェクト/児童虐待:虐待の影響、虐待発見の手がかり、虐待の心理的援助の方法、「子どもの口をふさいでしまう」と訴える母親、施設で問題行動を示した被虐待児のケース /不登校:夫婦関係の改善を図った不登校の事例、家庭内暴力と不登校(行き渋り)の事例、不登校を経験した子へのインタビュー/非行間題:非行少年と少年法、クライアントとしての非行少年、非行少年の家族、非行少年と保護者がカスタマーの場合、非行少年がカスタマー以外で保護者がカスタマーの場合、非行少年と保護者がどちらもカスタマー以外の場合、万引きにより触法通告を受けたA君の事例、家庭内暴力がある広幸君の事例、非行臨床と家族療法/短期療法の今後/スクールカウンセリング:多様な学校システム、学校側とのコンサルテーションの重要性、担任・親・スクールカウンセラーのコンサルテーションで不登校が短期間に改善した事例、担任とのコンサルテーションと共同作業、精神障害を呈した生徒の病院への紹介と学校側とのコンサルテーション、精神分裂病が疑われた高1男子生徒への対応、守秘義務の問題、などの事例に関する記事が掲載されています。

 

豆知識/読者層/口コミ・レビュー/その他情報

ソファーでくつろぐ家族のイラスト

リストマーク 読者層(職種)のメインターゲットは、家族療法を実践する心理カウンセラー・セラピスト・臨床心理士ですが、医師、看護師、ソーシャルワーカー、教員、家庭裁判所調査官、社会学者、人類学者にも役立つ記事が収載されています。また、一般の皆様でもお読みいただけるように平易な言葉で解説されています。

 

リストマーク 「Fujisan(富士山マガジン)」のサイトへの「口コミ・レビュー」は、2020年12月18日現在では0件です

 

無料読み放題サービス

リストマーク 2020年12月18日現在では、見本誌の無料読み放題サービスは行っていません。『家族療法 Vol.35,2018年No.3』の誌面イメージは、下の「レビュー/Vol.35,2018年No.3」に示している画像のとおりです。

 

レビュー/Vol.35 2018年No.3号

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│表紙

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│目次(1)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│目次(2)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│誌面イメージ(1)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│誌面イメージ(2)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│誌面イメージ(3)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│誌面イメージ(4)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│誌面イメージ(5)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│誌面イメージ(6)

 

家族療法研究 Vol.35 2018年NO.3│誌面イメージ(7)

 

【特集】一人暮らし


家族療法なのになぜ一人暮らしが特集になってるの・・・と不思議に思う方もいらっしゃると思います。目次のタイトルは、大学生の一人暮らし、独居高齢者、家を出られない若者と家族、被災地とアルコール依存症、精神障碍者・退院後の一人暮らしなどです。一人暮らしということは単身者ということです。単身者に対して個人療法ではなく家族療法をするとについては、古くは1983年にジョン・ウィークランドが”個人との「家族療法」”において、個人に対してもシステミックセラピーが可能であることを推奨していますが、現在においてその実践がどのような形で継承されているのかを、上記の目次のようなシーンについて論じています。家族というコミュニティーは人間が生活していく上での最小単位のものですので、誰しもが何らかの関連性を持っています。医療職の方ではなく一般の方でも、書籍として読むことができ、「家族」について考えるいい機会になります。

 

人生が二者択一の積み重ねだとするならば、一般的にはどのような分岐が大きな影響力をも持ちうるのだとうか。例えば、男か女、どちらに生まれたのか。健康で生まれたのか、病気を持って生まれてきたのか。兄弟姉妹はいるのか、いないのか(いるなら、何人いて何番目なのか)。親は養育的なのか否か。性的志向性は、ヘテロかホモか。結婚するのか、しないのか。親と同居するのか、しないのか。子どもは作るのか、作らない(で養子をもらう)のか。離婚するのか、しないのか(するなら再婚はどうするか)。婚外交渉はもつか否か。こんなことを考えてみると何人で暮らすかということは、選択を許された数少ない分岐だと思い至ります。

 

そこで、「一人暮らし」だ。選択によるものであろうとなかとうろ、一人で暮らす人の数は、増大の一途をたどっている。そこで人はどんな恩恵を受けるのか、あるいはどんな問題に苦しみそれを解決ないし甘受していくのか。これが、本特集号の挑むところです。まずは、若者の独居と高齢者の独居について考えます。就学・就職に伴う自立(Leaving Home/若者の巣立ちの問題)と高齢者の独居(プライドと子どもへの気遣い)です。もちろん、問題と抜き差しならない関係にある独居があります。ひきこもりの若者はなぜ一人暮らしに踏み切れないか、男性の単身赴任が文化とはならなかった韓国でのキルギアッパに顕著な妻と離れて暮らす単身の男性の問題、被災地の一人暮らし(被災・原発事故による家族の離散、孤立からのアルコール依存)、そして、精神障害者の一人くらし(地域移行・定着支援の課題)などです。

 

上記のようないわゆる単身者に対して「個人療法」をせずに「家族療法」を実践するとはどういうことなのか。古くは1983年、ジョン・ウィークランドが「個人との『家族療法』」において、個人に対してもシステミックセラピーが可能であることを提唱したわけだが、現在、その実践はどんな形で受け継がれているのでしょうか。本特集ではこのような考察に触れています。

 

最新号の表紙画像

最新号の表紙画像です。表紙イメージは「Fujisan(富士山マガジン)」に掲載されている画像へリンクしています。

家族療法研究│表紙