精神医学、メンタルケア、心理学、産業保健とこれらに関連する福祉領域のおすすめ専門雑誌『こころの科学』を紹介・ガイドしています。

 

表紙、値段・価格、発行、創刊、出版社公式サイト、内容の概要などの媒体基本情報の他、読者層、豆知識、プレゼント情報や当サイトオリジナルの紹介文、レビュー、誌面イメージ、口コミ評価、豆知識等を掲載しています。最新号のみではなく、バックナンバー、増刊号も掲載しています。

 

媒体の基本情報・概要

医学・医療・保健・福祉・社会・経済といった多角的な視点から精神医学へフォーカスするおすすめの専門雑誌『こころの科学』!

こころの科学│表紙

こころの科学(Fujisan.co.jp)

紙媒体

こころの科学│無料見本誌の立読み放題 メディカ出版Fujisan(富士山マガジン)

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(※増刊号は年に6冊程度発行されていますが、定期購読には増刊号は含まれていません。)

判型・サイズ:B5判

発行:奇数

発売日:17日

(※:発売日は、土・日曜日や祝・祭日の関係により前後することがあります。)

創刊:1985(昭和60)年

発行部数:20,000 部

出版社:日本評論社(since1952年)│広告媒体[PDF版]


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こころの科学│バックナンバー

 


リストマーク  媒体関連キーワード : 精神医学/脳科学/メンタルケア/発達障害/精神疾患/心理学/リハビリテーション/脳機能障害/子ども/児童/生徒/産業保健/公衆衛生/福祉

リストマーク 読者層の職種 : 精神科医師│臨床心理士│心理カウンセラー│保健師│看護師│養護教諭│児童相談所

 

オリジナル紹介文

媒体概要/紹介文/レビュー

難しい顔で腕を組み、悩む様子を描いた男性医師のイラストです。

リストマーク 精神医学は、人間の心という奥深く、また複雑なものを対象とした学問である.そのため、しばしば医学のみならず心理学や哲学といった人文科学的な視点を求められる場合があり、その結果、精神医学は科学的な客観性や論理性を欠いているとの批判を招くこともありました。しかし、昨今の医学界で強調されるEBM(evidence-based medicine)の潮流や、脳科学・ゲノム科学研究の進展は、精神医学にも影響を与えつつあります。精神疾患の診断の信頼性を向上させ、世界的に標準化することを目的とした操作的診断基準の普及も、その流れの1つと言えます。米国精神医学会の診断基準であるDSMは、今や世界的な影響力をもち、2013年に発行されたDSM-5はわが国でも大きな関心をもって迎えられました。このように精神医学を巡る情勢が刻々と変わり、精神科医療に寄せられる世間の期待がかつてないほど高まっていますが、現在の臨床現場では、いまだ従来の疾患名が使用されているという事情もあるなど、問題やクリアすべき課題は山積されています。

ストレス・鬱のイラスト


リストマーク 『こころの科学』は、子どもの心理領域を主としつつも成人の心理領域も網羅した、人間の”こころ”を精神医学的な視点のみならず、医療的、心理的、地域保健・保健的、福祉的、さらに教育的、社会的な視点から科学することにより、子どもの発達や虐待、不適切養育の防止、さらに成人のメンタル疾患の治療・ケアをサポートするおすすめの専門雑誌です。本誌がウエイトをおいている子どもにおける怒り、悲しみ、不安といった感情の波は、成長過程にある子どもにおいては時に激しく揺れ動き、子どもだけではなくその周囲の大人もその激しい感情の波に翻弄されることがあります。そのような状態・環境にある子どものケアには医師・看護師などの医療職だけではなく、保健、教育、福祉、社会のそれぞれの側面からのサポートが求められ、それぞれの現場での取り組み事例も豊富に紹介しています。


リストマーク 精神医学的視点からの特徴

医学に関連する諸科学の飛躍的発展、急速な少子高齢化、疾病構造の変化、国民の健康意識の高まりなどの社会状況の変容に伴い、精神科領域の医療従事者に求められる社会的要請は著しく高度で幅広いものになりつつあります。

 

精神分裂病が「統合失調症」(2005年10月の精神保健福祉法の改定)へ、痴呆が「認知症」(2004年12月:厚生労働省、2005年:日本老年精神医学会や日本痴呆学会)へと日本語病名が改称されたことによって、精神医学や精神科医療に対するイメージの改善がもたらされ、精神科医療に関する政策や精神医学に関する教育のあり方にも大きな影響を及ぼしました。このような相次ぐ改定は、対象とされる患者や障害者、家族に侮蔑感を与えたり、誤解や偏見を広めるものであってはならず、国民一般の感情にも十分な配慮が必要なことを示しています。

 

薬物療法においては、新規抗精神病薬や選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などが統合失調症やうつ病治療の第一選択薬になったことが挙げられます。こうした治療薬剤の変化は、これら疾患の長期的な予後や副作用をめぐる状況に大きな影響をもたらしました。

 

保健医療・福祉の領域では、2003年には新障害者プランが公表され、2005年には心神喪失者観察法が施行され、7万2千人の長期入院者の社会復帰や触法精神障害者への医療が大きく進むことが期待されました。その一方で、2006年4月から施行される障害者自立支援法に関しては、精神保健福祉領域における詳細は現時点では不明なものの、患者・障害者の医療や福祉サービスの利用に重大な支障をもたらし、1980年代以降、前進方向にあった精神障害者施策が大きく後退することが懸念されています。

 

精神科医療に関係する法律(精神保健福祉法,障害者総合支援法など)の改正や広く公認される精神科治療薬および心理社会的治療が臨床の場に登場するごとに、その実践は常にその時代に即応したものでなければならないという前提があります。考慮しなければならない「その時代」には、単に精神医学・精神科医療の学術的進歩の側面だけではなく、精神科医療を取り巻く社会全体がもたらしている治療促進的要因および治療抑制的要因などの社会構造変化も含まれます。

 

医師、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士といった医療職にとって重要な精神医学的知識とは以下の点が挙げられます。

  1. 臨床症状的視点・社会適応的視点からみた各精神障害の自然史に関する包括的な理解。
  2. 各精神障害の臨床経過・転帰に影響を及ぼす治療法、治療環境や治療促進要因・治療阻害要因などに関する理解。
  3. 各精神障害の各臨床ステージにおける症状群から患者の機能障害(impairment)、活動・活動制限(activity,activity limitation、参加・参加制約(participation,participation restriction)などが系統的に評価できるような精神障害概念の理解。

精神科病棟の患者が看護師の問いかけに答えず黙っているイラストです。

『こころの科学』で習得された精神医学的知識は、医師、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士などの各専門領域の生き生きとした臨床実践に応用的にかつ効果的に結びつくことが期待できます。

 

精神疾患は身体疾患と比較すると目に見えにくく、初学者には理解しにくい面があります。実際の症例を提示して具体的に患者さんが陥っている状況を詳述することによって、さまざまな精神疾患への理解を深めることができることから、具体的な症例をもとにして、その疾患についての基礎的知識、また、さまざまな精神医学に関するトピックスももりこんだものになっています。

 

アルツハイマー病(器質性精神障害)、レビー小体型認知症(器質性精神障害)、ピック病(器質性精神障害)、アルコール依存症(精神作用物質使用による精神および行動の障害)、統合失調症(統合失調症および妄想性障害)、自己臭恐怖(統合失調症および妄想性障害)、うつ病(気分(感情)障害)、双極性障害(気分(感情)障害)、パニック症(神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害)、強迫症(強迫性障害)(神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害)、適応障害(神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害)、摂食障害(生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群)、睡眠障害(不眠症)(生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群)、境界性パーソナリティ障害(成人のパーソナリティおよび行動の障害)、自閉症(広汎性発達障害)、ADHDとチック症(小児期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害:注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害・チック症群/チック障害群(tic disorders))、てんかん、などの疾患・症状について、導入エピソード、どんな人がなりやすいか、どんな病態か、どのように診断されるのか、どんな治療が行われるのか、予後はどうするのか、といった解説も行っています。

 


男の子

リストマーク 児童精神医学的視点からの特徴

日本人の平均寿命は世界最長となると同時に、合計特殊出生率は、ついに昨年イタリアと並んで世界最少になりました。世界でもっとも長生きをする一方で、子ども生み育てる力を、世界でもっとも失ってしまいました。保育園保育士、児童養護施設職員、学校教師の方々から届けられる声からもそのことが実感されます。保育園で子育て支援ならぬ子育て代行をしているくらいでは、どうにもならないほどの不幸な親子が急増しています。子育ての自覚がない親や、それ以前に夫婦や家族の一員であることの認識さえない大人が増えてきました。

 

自己実現などという命題をかかげて生きているうちに、健康な個人主義を大きく逸脱して、病的な利己主義に陥ってしまいました。家族や地域社会の崩壊が指摘されて久しいですが、人々は他者と何も共有できない状態で生きています。人間は孤独には耐えることができても、孤立したら生きらいることができず、幼小児から高齢者まで、うつ病の蔓延が意味するものを直視しなければならない時代になりました。

 

近年、脳科学の先端を歩む研究者が、想像力、創造性、コミュニケーション、衝動の抑制など、高度に人間的な機能の中枢として、人間にだけ特異的な発達が許されている前頭前野の機能が開発されなくなったということを示唆してくれています。人間が人間的な資質や特性を失いつつあるような現状に、慄然としているばかりではなく、子どもたちに、真のコミュニケーションを通じてしか育ててやれないその機能を、豊かに開花させてあげたいと願うのは医療関係者だけではないはずです。

 

広汎性発達障害/自閉症、注意欠陥多動性障害など、多様に見える発達障害の原因として、生来的な前頭前野の機能不全が示唆されています。アスペルガー(Asperger)症候群など高機能広汎性発達障害のように生来的な機能不全のある子どもと、健常な状態で生まれてきた子どもが、まるで相互に収斂し合うような類似性を示しはじめている現状を考察するために、各界の専門家から至高の文章が寄せられています。

青年期の精神科の患者さんが、意欲低下や幻覚症状に悩んでいるイラストです。


リストマーク 精神医学・心理学的対応リハビリテーション的視点からの特徴

臨床の第一線で格闘しているリハビリテーションスタッフに向けて、リハビリテーション心理や精神医学関連の体験を踏まえて、身体リハビリテーションにおける精神医学・心理学的対応を紹介しています。リハビリテーションスタッフが患者・障害者と向き合うときに、より適切な実践ができるよう、精神医学・心理学的な側面からのアプローチの実際を紹介しています。これらの症例からは、日々の臨床で悩みながら奮闘するリハビリテーションスタッフの息づかいが、読者にお伝えできるのものと思います。多彩な臨床症状を呈する患者さんに対し、現場感覚に基づいた適切な対応をすることに役立つ記事が掲載されています。豊富な経験に根ざした臨床のエッセンスが文章に盛り込まれており、「読み物としても面白い、新しい知識を盛り込んだ教科書」的な役割りを果たしてくれます。

 


リストマーク 精神医学の視点からの記事

1.精神医学とは/「精神医学の位置づけ」、生物学的アプローチと心理社会的アプローチ、疾病性と事例性、といった「精神医学の方法論」主な対象領域、コンサルテーション・リエゾン精神医学、といった「精神医学の対象領域」「精神医学の科学としての成熟度」身体因(外因、内因)、心因、といった「精神疾患の成因」ICD、DSM、ICDとDSMの比較、といった「精神疾患の分類・診断基準」時代にともなう精神疾患の変化」

2.精神障害における症状/意識とその障害(正常な意識状態とは、意識の障害、特殊な意識障害、見当識障害(失見当〔識〕))、知能とその障害(知能の概念、知能の障害)、記憶とその障害(記憶の分類、記憶の障害)、性格とその障害(性格の分類、性格の障害)、感情とその障害(感情の概念、感情障害の種類)、行動とその障害(精神運動興奮、精神運動抑制、混迷、途絶)、自我意識とその障害(自我意識の概念、自我意識の障害)、知覚とその障害(錯覚、幻覚)、思考とその障害(思路の障害、思考内容の障害─「妄想」)、病識とその障害(病識と病感、精神疾患における病識と病感、神経症性障害における洞察)、といった「精神症状について」「主な精神状態について」失語、失行、失認(視空間失認、身体失認)、前頭葉症候群、側頭葉症候群、といった「高次脳機能障害について」

3.精神科面接法と診断への過程/「面接の導入(面接には静かで安心できる環境を用意すること、柔和なアイ・コンタクト、自己紹介)」、「面接のルール」、「面接の構成(主訴を聞く、現病歴を聞く、生育歴,家族歴を聞く、精神科的既往歴を聞く、現症)」、見立てと診断(見立ての指標、診断の決定)、といった「「初回面接の技法と診断」ロールシャッハ検査 2)WAIS,WAIS─III 3)バウム・テスト、MMPI(ミネソタ多面的人格目録)、ハミルトンうつ病評価尺度(Hamilton Depression Scale:HAM-D)、といった「補助診断」陽性・陰性症状評価尺度(Positive and Negative Syndrome Scale:PANSS)、簡易精神症状評価尺度(Brief Psychiatric Rating Scale:BPRS)、陰性症状評価尺度(Scale for the Assessment of Negative Symptoms:SANS)、といった「精神症状評価尺度」精神障害者社会生活評価尺度(Life Assessment Scale for the Mentally Ill:LASMI)、 精神科リハビリテーション行動評価尺度(Rehabilitation Evaluation of Hall and Baker:REHAB,日本語版はREHAB-J)、といった「社会生活評価尺度」

4.精神障害各論/概念・症状の特徴・治療,リハビリテーションおよびケア(概念、症状の特徴、治療,リハビリテーションおよびケア)、脳の一次性障害にもとづく精神障害(認知症を主とする疾患、大脳基底核の変性疾患、脳の感染症、外傷性脳損傷、中毒、脳腫瘍、脱髄性疾患、ウィルソン病、正常圧水頭症)、身体疾患にもとづく精神障害(代謝障害、栄養障害、肝疾患、腎疾患、膠原病、内分泌障害)、てんかん(概念と頻度,原因、症状、てんかんとその分類、経過と予後、診断、治療と生活指導,発作への対応、社会生活上の支援と問題解決)、といった「症状性を含む器質性精神障害」

落ち着きがなくなり、叫んで暴れたりしている状態の不穏患者のイラストです。ベッドから落ちてしまわないように看護師さんが止めています。

概説(薬物依存または物質依存、薬物乱用または物質乱用、中毒、依存性薬物の分類、薬物(物質)依存の成因)アルコールによる精神・行動障害(アルコール症)(急性アルコール中毒、アルコール依存、アルコール精神病、診断、治療、胎児性アルコール症候群)精神作用物質による精神・行動障害(薬物依存)(モルヒネ型依存、アンフェタミン型依存、その他の薬物依存)、といった「精神作用物質使用による精神および行動の障害」統合失調症(概念と歴史、出現頻度、発病年齢、病因、症状、病型、経過と転帰、診断と鑑別診断、治療)統合失調型障害および妄想性障害(統合失調型障害、妄想性障害) 、といった「統合失調症,統合失調型障害および妄想性障害」

 

概念と歴史病型(うつ病、躁うつ病、持続性気分(感情)障害)各病型とその特徴(うつ病、躁うつ病、持続性気分(感情)障害)経過と予後(うつ病、躁うつ病)鑑別診断(抑うつ神経症、統合失調症、脳器質性障害,アルコール依存症,症状性精神障害,各種治療薬)治療(うつ病、躁うつ病) 、といった「気分(感情)障害」総論(概念、類型、経過、治療)各論(恐怖症性不安障害、その他の不安障害(パニック障害,全般性不安障害)、強迫性障害、重度ストレス反応および適応障害、解離性(転換性)障害)、身体表現性障害、神経衰弱、離人・現実感喪失症候群)、といった「神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害」

 

摂食障害(神経性無食欲症、神経性大食症、摂食障害の特徴と治療法)睡眠障害(正常睡眠の構造、睡眠の調節、不眠症、過眠症(過剰睡眠)、睡眠・覚醒スケジュール障害(概日リズム睡眠障害)、睡眠時随伴症)性機能不全産褥に関連した精神および行動の障害(マタニティブルーズ、気分障害、症状性を含む器質性精神障害、既往の精神障害の再発)、といった「生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群」特定のパーソナリティ障害(妄想性パーソナリティ障害、統合失調質パーソナリティ障害、非社会性パーソナリティ障害、情緒不安定性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害、不安性(回避性)パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害)脳損傷および脳疾患によらない持続的パーソナリティ変化(破局的体験後の持続的パーソナリティ変化、精神科的疾患後の持続的パーソナリティ変化)習慣および衝動の障害(病的賭博、病的放火(放火癖)、病的窃盗(窃盗癖)、抜毛癖(抜毛症,トリコチロマニア))性同一性障害(性転換症、両性役割服装倒錯症、小児期の性同一性障害)性嗜好障害性の発達と方向づけに関連した心理および行動の障害(性成熟障害、自我異和的な性の方向づけ、性関係障害)、といった「成人のパーソナリティおよび行動の障害」

中年のお父さんイラスト

児童・青年期精神医学の基本的問題(児童・青年期精神医学の特徴、子どもはどのような精神発達をたどるのか?、いつ,どのような疾患が出現するのか?)情動と行動の障害(神経症性障害、社会的行動の問題)精神遅滞広汎性発達障害(小児自閉症(ICD-10)、アスペルガー症候群)統合失調症と気分障害(統合失調症、気分障害)治療と援助(初回面接の重要性、精神療法、薬物療法、家族へのアプローチ)、といった「児童・青年期の精神障害」高齢者の心性の特徴(高齢者の心理、高齢者の知的機能)高齢者の精神症状(抑うつ状態、心気状態、幻覚・妄想状態、不安状態、睡眠障害、せん妄、認知症)高齢者の脳器質性精神障害高齢者の精神障害に対する治療とケア(薬物療法、精神療法、リハビリテーション、頭部通電療法、医療施設,社会福祉資源,法)高齢者の臨死(高齢者の特徴、終末期ケア)高齢者の自殺、といった「高齢者と精神医学」

5.精神科包括治療/精神科包括治療とは、統計からみた日本の精神科医療、といった「精神科治療の進め方」精神疾患の薬物療法(薬物療法の歴史、向精神薬の分類、神経細胞の情報伝達機構と薬物の作用機序、精神疾患に対する薬物療法の特殊性、薬物療法とほかの治療法との相互関係)抗精神病薬(分類、作用機序、効果と使用法、副作用)抗うつ薬(分類、作用機序、効果と使用法、副作用)気分安定薬(分類、作用機序、効果と使用法、副作用)精神刺激薬(分類、作用機序、効果と使用法、副作用)抗不安薬(分類、作用機序、効果と使用法、副作用)睡眠薬(分類、作用機序、効果と使用法、副作用)抗認知症薬(分類、作用機序、効果と使用法、副作用)、といった「各精神疾患の病態生理と薬物療法」心理社会的治療技術の基礎、治療的介入技法の実際 、といった「心理面や行動面への働きかけを主とする「治療的介入技法」」 システム運用の基本(チームアプローチ,危機介入,ケースマネジメント)、システムの実際、といった「地域社会への再参加や定着に対する「援助的介入技法」」コンサルテーションとリエゾン、リエゾン活動の対象、リエゾン活動が求められる代表的な状況、リエゾン活動の実際、チームの構成とそれぞれの役割、といった「リエゾン精神医学とチーム医療」

6.地域社会と精神医療・保健・福祉/社会精神医学とは社会病理現象への社会精神医学的アプローチ(家庭における危機、学校における危機、職場における危機─特に自殺をめぐって、地域社会における危機)、といった「社会精神医学」人権とインフォームド・コンセント、精神病者監護法~精神衛生法、精神保健法から精神保健福祉法へ、医療観察法、すべての障害者の人権を守る、社会保障と税の一体改革と生存権の関係、といった「地域精神保健医療・精神障害福祉」

ストレスや嫌なことがありイライラしている男性のイラストです。


リストマーク 児童精神医学の視点からの記事

1.総論/アメリカの臨床研究の動向から、日本の臨床研究の動向から、発達障害、薬物療法と認知行動療法、発達の支援と回復力の増進、といった「児童期精神医学の現在」現代の障害と病気,そして悩みと問題、思春期・青年期の精神障害、メディアをはじめとする急速な社会変容、といった「青年精神医学における現在の問題」

2.臨床各論/神戸事件―MiBOVa/ADHD-CD系、殺人者・児の脳、豊川事件―PDD/AS系、PDD/ASの脳、といった「少年犯罪と脳」世の中を震撼させた少年非行、非行少年と発達障害、非行化した発達障害児への矯正教育、著者の実践を通した個人的メモ、といった「発達障害の視点からみた少年非行の理解」パーソナリティ障害の“低年齢化”、家庭環境,親子関係の重要性、虐待,ネグレクト,外傷体験との関連、発達と社会的スキルの問題、治療に生かすために、といった「青年期パーソナリティ障害の特徴―発達とパーソナリティの接点を探る」摂食障害の診断分類、小児期発症の摂食障害の診断分類(Great Ormond Street criteria)、Childhood-onset anorexia nervosa、Childhood-onset bulimia nervosa、食物回避性情緒障害(FAED)、選択的摂食(selective eating)、機能的嚥下障害(functional dysphagia)、広汎性拒絶症候群(PRS)、その他の関連障害、といった「小児期発症の摂食障害とその関連疾患―Great Ormond Street criteria」ADHDの診断、LD(学習障害)、健診の現状、家族を育て支える、といった「ADHDとLD―軽度発達障害への気づきが子どもの健全な成長を促す」わが国の子どもの性虐待の実態、子どもの性虐待の無知・偏見・誤解、子どもの性虐待の制度的・体制的な問題、福祉・教育・司法・医療の援助の課題、沈黙のエコロジーを超えてどのように子どもの性虐待を防止するか、といった「子どもの性虐待の防止の可能性」

3.自閉症研究の新展開/コミュニケーション支援、行動障害に対して、といった「自閉症スペクトラムの人への支援の基本―コミュニケーションスキルの発達促進」TEACCHプログラムとは、TEACCHの理念、構造化された指導の意味と要素、なぜ構造化するか、TEACCHのめざすこと、といった「自閉症・TEACCHプログラム」自閉症とは、Wingの“3つ組”、高機能自閉症とは、Kannerの症例、Wingのアスペルガー症候群、臨床家に確認したいAS(Wing)の基本的理解、DSM/ICDに対して臨床家としてどう臨むべきか、Wingの業績に対する学問的侮辱、といった「高機能自閉症とアスペルガー症候群―臨床家のための概念整理」太田ステージ開発の経過、太田ステージとは、認知発達治療とは、ステージ別の認知発達治療、太田ステージからみた予後の予測、といった「太田ステージと認知発達治療」有病率と発生率、現在までの自閉症の疫学研究とその問題点、そして“自閉症は増えている”のか、といった「自閉症の疫学」神経基盤に関する直接的所見、脳の活動状態に関する報告、神経学的報告と臨床所見との対応、といった「自閉症の神経基盤と脳機能」自閉症の原因と発症過程、環境化学物質による発達障害、脳機能発達に重要な甲状腺ホルモン依存性遺伝子発現のPCB,水酸化PCBによる抑制、神経回路形成(樹状突起伸展,シナプス形成)での甲状腺ホルモンの重要性と水酸化PCBによる阻害、神経活動依存性の遺伝子発現の殺虫剤・農薬などによる阻害と複合汚染、サルなどを用いた新しい行動学実験系の開発と化学物質の毒性検出、自閉症など軽度発達障害の新しい原因仮説、といった「自閉症の原因・発症過程と分子神経生物学―一因としての環境化学物質汚染」

認知症の高齢男性が財布を盗まれたと思い込み怒っているイラストです。認知症の症状のひとつです。


リストマーク 精神医学・心理学的対応リハビリテーションの視点からの記事

1.リハビリテーションにおける精神医学,心理学的対応/リハ科の特殊性、リハにおける精神医学((1)自殺未遂者へ対応する機会が増えている(2)神経行動障害の鑑別と対応(3)身体疾患では説明できない症状への対応(4)統合失調症者に対応するスタッフの不安や疲労(5)激しい精神症状があると治療関係までに至らない(6)本人の対処法や行動を知る)、精神面,心理面への配慮

2.心理面の評価と対応/患者の背景、対処行動、受傷・発病前の知能、といった「リハに役立つ心理評価」リハにおけるうつ、対応の実際(抗うつ薬の投与も含めて)((1)十分量の抗うつ薬を十分な期間(数カ月間)投与すべき抑うつ状態、(2)適量の抗うつ薬を投与しながらも対応やチーム医療を工夫していくべき抑うつ状態、(3)抗うつ薬を投与するよりは対応法やチーム医療を工夫すべき抑うつ状態)、失語症者、認知行動療法の併用、といった「リハにおける抑うつ状態への対応」脳卒中後のうつ病(PSD)((1)PSDの疫学(2)PSDと機能予後,生存率(3)うつ病の診断法(4)損傷部位との関連(5)内因性うつ病の診断基)準・評価尺度をPSDに用いた場合の問題点)、抗うつ薬による治療・予防((1)抗うつ薬(三環系抗うつ薬,SSRI)の効果(2)抗うつ薬の予防投与)、脊髄損傷とうつ病((1)対処行動(2)うつの診断と治療(3)脊髄損傷後のうつの要因(4)痛みとうつ病(5)自殺未遂による脊髄損傷)(6)運動療法と脊髄損傷者のうつ)、といった「リハや地域支援における脳卒中者,脊髄損傷者のうつ(depression)のエビデンス」障害を告げる時にどういう配慮が必要か、2.困った患者(家族)への対応((1)操作する患者(2)怒る患者(3)要求する患者(家族)(4)べったりとしてくる患者(家族)(5)拒否する患者)、3.リハの心理面に配慮した基本原則((1)包括的アプローチを行う(2)自己決定を尊重する(3)本人の参加を保障する(4)成功体験により心理的障害の軽減を図る(5)個別性に配慮する(6)不適応による身体機能の後退を予防する(再発予防の視点をもつ)(7)変化やリカバリーへの希望をもつ)、といった「リハビリテーションにおける心理的対応のスタンダード」

3.障害適応へのチームアプローチ/心理的問題を発生させる要因((1)心理的問題が身体機能障害に起因する(2)心理的問題が脳損傷に起因する(3)心理的問題が患者,家族,医療者の間の齟齬に起因する(4)心理的問題が医療者側の問題に起因する)、意欲がみられない時に鑑別すること、受容と適応、障害の受け入れには個別性がある((1)障害へ適応していくことの難しさ(2)障害者の本心)、といった「心理的問題と障害適応」障害を受け入れられない者への対応((1)障害を受け入れられない者に付随するもの)、障害適応に向けてリハチームを有効に機能させるために((1)スタッフ自身の心理と行動についての点検(2)ロールモデルをみつける環境への導入(3)家族への支援にもれがないようにする)、症例にみるチームアプローチの実際((1)障害に適応できない失語症者とチームアプローチ(2)transdisciplinary teamの効用と限界(3)転換性障害とリハチーム(4)ヒステリー症状出現の背景(5)適応的なヒステリー症状ととらえる意義)、といった「障害適応へのチームアプローチ」「道を示せ!」と怒った2例((1)2つの症例の解釈)、リハにおける患者役割・障害者役割,問題行動、といった「リハにおける依存と攻撃」「症例リスト」

4.特殊な病態へのアプローチ/転換性障害とは、疾病利得への対応、リハ対応の実際、リハスタッフの心得、といった「転換性障害への対応」慢性疼痛対応の基本((1)疼痛への対応(2)痛み行動への対応(3)個別対応:適応的な対処法を強化する)、慢性疼痛対応の実際、疼痛や転換性障害をめぐる難題、といった「慢性疼痛とリハチーム」PTSDとは、PTSD,幻肢痛への対応、といった「PTSDと幻肢痛」
「症例リスト」

5.脳卒中者の異常言動への対応/せん妄((1)せん妄の診断(2)せん妄の治療)、妄想((1)脳卒中者に妄想がみられる理由(2)妄想状態にある脳卒中者への対応)、自傷行動、といった「脳卒中者の異常言動(せん妄,妄想,自傷行動)への対応」量的検討の限界、質的検討から学べること((1)入院中に自死した2人の脳卒中者から学べること)、首しめ行動にみる脳卒中者の心理((1)抗うつ薬が著効した例(2)事後的に依存的な行動であったことがわかった例(3)非言語的コミュニケーションの活用)、リハにおける自殺予防の提言、といった「リハにおける脳卒中者の自死や首しめ行動から学ぶこと」感情失禁とは何か((1)感情失禁の機序と判断(2)感情失禁がみられる疾患と,見逃してはならないこと)、感情失禁の治療((1)感情失禁(広義)の治療的意義(2)感情失禁(脳血管障害の場合)の治療(3)感情失禁に対応する意義)、といった「感情失禁(情動失禁)に対応する意義」「症例リスト」

6.統合失調症者への対応/統合失調症者の身体リハは難しいのか?、具体的な対応法((1)安心感と現実感を与える(2)不意打ちをしない,あいまいな態度をとらない(3)幻覚や妄想について語り始めたら(4)自殺についての話はしてよい(5)引きこもりや意欲低下が著しい場合には忍耐と時間が必要である(6)場合によってはリハの目標やペースを落とす(7)スタッフの焦りは禁物(8)身体リハは精神科リハの役割も果たす(9)身体リハ病院PT,OTが実質的に精神科リハの役割をした例)、脊髄損傷となった統合失調症者への対応((1)対象者の臨床背景(2)検討結果(3)考察(4)典型例での検討)、症例リスト、といった「統合失調症者の身体リハ」

7.特殊な状況でのリハビリテーション/自殺未遂者の実際、自殺未遂者への対応法((1)意識的に精神的なサポートをしながらリハを行う(2)具体的な対応法は個人の感性にまかされるが,いくつかの原則がある(3)自殺についての話題はしてかまわない(4)自殺未遂者に対応するリハスタッフの注意点と困難)、といった「救命救急センターに搬送される自殺未遂者とリハ」うつ病者の廃用症候群に対するリハ、統合失調症者の廃用症候群に対するリハ、高次脳機能障害者にみる「廃用」、リハ専門職による「廃用」についての啓蒙活動、といった「 精神科疾患による廃用症候群」「症例リスト」

8.リハスタッフが知っておきたい事柄/脳損傷者への向精神薬の投与((1)向精神薬を投与する場合の注意点(2)時期や病態別にみた注意点と投与薬剤)、回復期を過ぎた時期にみられる病態と対処法((1)攻撃性,衝動性に対して(脳外傷,脳炎例)(2)脳損傷者にみられる発動性の低下や「うつ」に対して)、リハ関係者が知っておくべき精神科薬の知識((1)精神科では向精神薬を(疾患ではなく)症状に対して投与する(2)非定型抗精神病薬の保険外使用(3)非定型抗精神病薬の薬理作用と適正量投与(4)薬剤の投与中止と,眠気や脱力の消失との間にタイム・ラグがある理由(5)従来型の抗うつ薬の副作用とSSRIの問題(6)抗うつ薬の効果判定(7)痛みに対する抗うつ薬の投与(8)抗てんかん薬の予防投与)といった「リハスタッフが知っておきたい神経系薬剤」福祉サービス策定に利用される診断書(医師意見書)、自由記載に盛り込むこと、といった「診断書―自由記載の部分をどう書くか」仕事に自由度があるとストレスは少ない、専門職にとってストレスの大きい職場、学会や研究会に参加する意義、といった「専門職として,ストレスをどう乗り越えてキャリアを積み上げていくか」「症例リスト」

読書が好きだった高齢女性が、自発性低下のため読書への興味関心が薄れてしまっているイラスト。認知症の症状のひとつです。


リストマーク おすすめポイントは、標準的な知識をまとめたものであるだけではなく、最新の動向についても目を向けているところです。症例提示と、症状や徴候を図示したイラストは、初学者にはイメージしにくい病像も、具体性を増すことで学習の助けになります。

その他の特徴としては、誌面の半分以上をしめる「特別企画」のボリュームにあり、その内容については科学的知見の単なる解説記事でなく、臨床実践にもとづいた具体的な記述となっています。高度な情報・知識をできるだけわかりやすく解説しています。

 

豆知識/読者層/口コミ・レビュー/その他情報

リストマーク 出版社の「日本評論社」は、心理・医療といった医療系の書籍・雑誌の出版だけではなく、経済、社会・福祉・教育・分化・歴史、数学・物理学・科学といった分野の書籍・雑誌も出版しており、多面的な側面から精神医学を捉えているところが記事の特徴にも表れています。

 

リストマーク 読者層(職種)のメインターゲットは精神科医師ですが、臨床心理士、保健師、福祉関連職といったさまざまな職種の方にも役立つ情報が掲載されています。

 

リストマーク 「Fujisan(富士山マガジン)」のサイトへの口コミ・レビューの読者満足度は89.0%(口コミ数12件:2020年12月15日時点)です。

 

無料読み放題サービス

リストマーク 2020年12月15日現在、見本誌の無料立読み放題サービスは行っていません。

 

最新号・バックナンバーの表紙画像

最新号とバックナンバーの表紙画像です。表紙イメージは「Fujisan(富士山マガジン)」に掲載されている画像へリンクしています。

こころの科学 2021年1月号 通巻 215号│表紙

 

こころの科学 2011年1月号 通巻 155号│表紙

 

こころの科学 2001年1月号 通巻 95号│表紙

 

こころの科学 1996年1月号 通巻 65号│表紙

 

こころの科学 1992年3月号 通巻 42号│表紙