看護研究領域のおすすめ専門雑誌『看護研究』を紹介・ガイドしています。

 

表紙、値段・価格、発行、創刊、出版社公式サイト、内容の概要などの媒体基本情報の他、読者層・対象職種、豆知識、当サイトオリジナルの紹介文・レビュー、誌面イメージ、口コミ評価、豆知識などの情報を掲載しています。最新号のみではなく、バックナンバーも紹介しています。

 

媒体の基本情報・概要

QOLの高い看護を提供するために看護学を科学でサポートするためのおすすめの人気の専門雑誌『看護研究』!

看護研究│表紙

紙媒体

看護研究(電子版)│表紙

パソコン タブレット スマートフォン

看護研究│見本誌の無料立読み放題 サービスなし

1冊(単品)価格・値段:2,200円(通常号)

1年間定期購読価格【一般】:12,060 円(紙版又は電子版※)│15,060 円(紙版+電子版※)

1年間定期購読価格【学生割引】:9,720 円(紙版又は電子版※)│12,720 円(紙版+電子版※)

(※電子版は個人の方(学生含む)のみ購読可能です。法人の方は購入不可です。)

判型・サイズ:B5判

発行:奇数月刊(1年間 通常号6冊)

発売日:25日※

(※:発売日は、土・日曜日や祝・祭日の関係により前後することがあります。)

創刊:1968(昭和43)年

発行部数:9,000 部

出版社:医学書院(since1944年)│広告媒体PDF版


看護研究公式サイト(医学書院)

Fujisan(富士山マガジン)電子版

看護研究│バックナンバー

 


リストマーク 媒体取扱い領域 : 看護研究/研究テーマ/研究発表・報告/臨床知/エビデンス/看護科学/海外研究/原著論文

リストマーク読者層(職種) : 看護研究者│看護教員│大学院生│臨床看護管理者│看護領域職全般の研究活動者

 

オリジナル紹介文

媒体概要/紹介文/レビュー

看護学生が実習での学びを研究会で発表しているイラストです。パワーポイントなどを用いています。

リストマーク 「看護研究」とは何をするのでしょうか?そもそも「看護」とは、「研究」とはどういう意味なのでしょうか? 国際看護師協会(ICN)では「看護」を、”看護とは、あらゆる場であらゆる年代の個人および家族、集団、コミュニティを対象に、対象がどのような健康状態であっても、独自にまたは他と協働して行われるケアの総体である。看護には、健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれる。また、アドボカシーや環境安全の促進、研究、教育、健康政策策定への参画、患者・保健医療システムのマネージメントへの参与も、看護が果たすべき重要な役割である。”と定義しており(引用:日本看護協会訳、2002年)、(社)日本看護協会では「看護」を、”看護とは、広義には、人々の生活の中で営まれるケア、すなわち家庭や近隣における乳幼児、傷病者、高齢者や虚弱者等への世話等を含むものをいう。狭義には、保健師助産師看護師法に定められるところに則り、免許交付を受けた看護職による、保健医療福祉のさまざまな場で行われる実践をいう。”と定義(引用:2007.3.30,看護にかかわる主要な用語の解説 概念的定義・歴史的変遷・社会的文脈(社)日本看護協会)しています。これらを平易な言葉で表現すると、「看護」とは”あらゆる年代の個人、家族、集団、地域社会を対象とし、健康の保持増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和を行い、生涯を通してその最期まで、その人らしく生を全うできるように援助を行うこと。”と言い換えることもできると思います。

看護師がモニターの前でプレゼンをしているイラストです。院内の勉強会の様子です。

リストマーク 一方、「研究」とはどういう意味でしょうか。広辞苑や国語辞典では、”よく調べ考えて真理をきわめること。”(広辞苑第五版 新村出 編 岩波書店)、”物事を深くよくしらべ考えること。”(物事の事実を明らかにし真理を知ること 旺文社国語辞典 新訂版 旺文社)、”深く調べ考えること。”(常用国語辞典 石井庄司 編 学習研究社)、といった意味を持つとされています。

 

また、教育研究に関する文献では、「研究とは何か」に関係してそれぞれの立場や視点から「研究の定義・解釈」について、”研究とはある人が感じ(信じ)ているものを、他の人(より多くの人)に感じて(信じて)もらうこと。(西川 :p1)””研究とお勉強の大きな違いは、お勉強は既に誰かが明らかにしたことを学ぶことであり、研究は誰も知らないことを明らかにすることである。(西川 :p142)”(引用:新版 実証的教育研究の技法-これでできる教育研究-:西川純著,1999,大学教育出版)、”事象を客観的にとらえ、その中に含まれている意味を構成に、しかも正確に解釈したり、合理的に因果関係、相互関係などを追求したりする努力が払われなければならない。(西田 :p10)”(引用:学校現場における実証的な教育研究の進め方と論文の書き方:西田雄行著,1986,東洋館出版社)、と述べています。

 

よって、現在行われている教育研究の実態も踏まえると、研究とは”なんらかの事実や事象を、根拠を持って明らかにしていく作業である。”と定義することもできると思います。したがいまして、研究の実践を始めるにあたっては、「自分はこの研究で何を明らかにしようとしているのか」を明確にして臨む必要があり、研究を終える際には、「自分はこの研究で何を明らかにしたか」を明確にする必要があります。

 

「日本看護研究学会」の理事長であるの深井 喜代子はホームページで、本学会の目的は”本法人は、広く看護学の研究に携わる者を組織し、看護に関わる教育・研究活動を行い、看護学の進歩発展に寄与するとともに社会に貢献する”と述べ、”私たちが専門とする看護学研究(Research in Nursing)は、その黎明期より「人間・健康・環境・看護(ケア)」にかかわる諸現象を対象とし、人が人らしくより健康に豊かに生きるためのヒントや糸口(説や理論)を探究し提案してきました。”と述べています。

 

以上のことより「看護研究」とは、”QOLに配慮した看護を実践するために臨床知・エビデンスをPDCA・OODAループにより探求する”と定義することもできると思います。換言すれば、”慣例的に行っていた看護のエビデンスを明確にして評価し直し、科学的根拠に基づいた看護の実践につなげること”が看護研究とも言えるのではないでしょうか。

不眠不休で実習の課題をしている看護学生のイラストです

リストマーク 『看護研究』は、看護研究の羅針盤です。看護研究のテーマの抽出から研究発表や、将来の展望など、看護研究を実践する研究者・看護教員や大学院生・臨床看護師をサポートすべく、1968(昭和43)に医学書院により創刊された我が国唯一の看護研究領域のおすすめの専門雑誌です。看護研究計画から成果発表までの研究の各ステップを主軸としつつ、看護研究の基礎知識、看護研究の展望までを網羅しています。

 

看護研究の意義・必要性については、全国の看護管理者が考える看護研究の意義について、宮芝智子が雑誌『看護研究』(なぜ,病院は看護研究に取り組むのか:2012年12月号)に示しています。それによれば、100床以上 の病院(1625施設)における意見で多かったものは、①「研究目的を明確にし、業務改善を行うことによる看護の質向上を図る」、②「実践している看護の評価をもとに新たな看護を創造したり、看護の質向上を図る」の2つです。①は、テーマ設定、研究デザインなどに時間をかけて、何を明らかにしたいのか「研究疑問」を はっきりさせて、取り組むこにより研究につなげる行為です。②は、研究の力を身につけ、研究の質向上を図ることで、新たな知の創造につなげる行為です。医療の進歩・発展が問われている今の時代において、看護もさらに発展させ、患者のニーズにそったQOLの高い看護の提供が求められています。看護研究本来の目的である看護において知の創造を生み出すために『看護研究』をお役立て下さい。

 

『看護研究』は、1号1テーマ又は2テーマの「特集」と1号当り2本程度の「連載」をメインコンテンツとしつつ、「SCOPE」「特別記事」「研究報告」といったコンテンツから構成されています。「特集」では、「日本看護系大学協議会国際交流推進委員会企画・Dr. Patricia A. Grady特別講演 Example of a National Research Model」「看護研究における報告ガイドライン」「拡がる看護研究の未来」「ケアの意味を見つめる事例研究 現場発看護学の構築に向けて」「事例研究をどううみだすか 事例がもたらす知の可能」など、さまざまな多方面に視野を広げたテーマを取り扱っており、解説・事例紹介・座談会・翻訳形式の記事を掲載しています。英文記事が多数掲載されているのも特徴です。特集記事のすべてが英文の号もあります。購読者は少ないようですが、今後ますます加速して拡大化する国際化に向けて購読したいナンバーです。

 

「連載」では、「インタビューデータ分析の質向上のためのNVivo活用術」「集まる つながる 広がる 若手研究者のバトン」「専門看護師CNSとは何か」などの記事が掲載されており、「特集」と同様にさまざまな多方面に視野を広げたテーマを取り扱っており、シリーズで記事を掲載しています。「特別記事」では、「国際共同研究の醍醐味と課題」「PICUに子どもが入室した両親の担った役割」「共著者ネットワークを用いた看護研究の動向分析」など、比較的新しいテーマを取り扱っています。「SCOPE」では、「ヨーロッパにおける異文化看護分野の研究動向」「わが師 Dr.Margaret A.Newmanを偲んで」といった海外にまつわる記事が掲載されています。掲載頻度は、1回/1年間程度です。「日本における「看護学生の感性」に関する概念分析」などの「研究報告」の原著論文もほぼ毎号掲載されています。

 

その他、読み物として楽しめるコラム、学会・研究会の開催案内やレビューを含めた書籍・本の紹介、バックナンバー・次号の紹介が掲載されています。

 

近年、優れた看護分野の研究が多く発表されるようになり、看護学は大きく発展してきています。一方で、看護研究を取り巻く状況も変化しつつあります。例えば、混合研究法は、最近脚光を浴びてきた新たな研究アプローチであり、看護領域においても混合研究法を用いた研究の取り組みが増えてきています。システマティックレビューに関しても、看護領域のテーマで多く研究がこの手法を用いて取り組まれています。利益相反については、学会発表や論文発表においても、明示することが求められるようになってきています。また、2014 年12 月から、研究倫理に関しては、国の定める指針である疫学研究に関する倫理指針と臨床研究に関する倫理指針が、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」に統合されました。このような潮流についても鋭敏に反応し、テーマや記事に反映させています。パソコン(デスクトップPC)を操作している看護師のイラストです。

研究者ご自身の研究テーマの創出や看護研究実践スキルの研鑽のための教科書・参考書として、臨床を研究テーマとする臨床看護師や、看護研究成果を発表する看護学生などの効果的な看護研究の学習にと、幅広く活用できる記事が掲載されています。記事の末尾に掲載されている参考文献をたどっていけば、その記事の内容についてさらに深く勉強することもできます。

 

リストマーク 『看護研究』おすすめポイントは、どこから取り組めばよいかわからない、難しくてうまく進められない「看護研究」をやさしく導き、効率よく仕上がる看護研究のガイドブック的な役割りを果たし、ポイントをおさえたやさしい解説で、苦手意識を取り除き、「あなた」の看護研究が上手に仕上がるように編集されているところです。初学者には、看護研究を始めるにあたって学ぶべき総論的な学習事項に関する知識の提供を、すでに実際に看護研究に取り組み始めている方々には、ご自身の研究をより深めるための道標(みちしるべ)として、ご活用いただけます。また、臨床家の方々にも使用していただけるように、具体的な研究事例や最新事項も展開し、看護研究を学ぶうえでの基本的な骨組みをわかりやすくまとめています。

 

読者層/口コミ・レビュー(おすすめ度)/豆知識/その他情報

看護学校の図書室のイラストです。看護学生が読書や勉強をしています。

リストマーク 「医学書院 AD BOX(広告媒体)」によれば、購読者層の職種分布は、研究者・看護教員68%、大学院生19%、臨床看護師9%、その他4%となっています。

購読者の分布比率のグラフ│看護研究

(引用:医学書院 AD BOX(広告媒体))

研究者・看護教員を中心に、大学院生、臨床の看護管理者など研究活動を行なう看護領域職全般の方々に読まれています。

 

日本看護協会の調査(2017(平成29)年8月)によれば、全国の看護師等学校養成所・研究機関で働く看護師は16,120名、准看護師は45名、保健師は1,188名、助産師は1,501名、合計18,854名となっており、継続的に増員傾向にあります。『看護研究』の発行部数は9,000部ですので、職場内などで閲覧されていることを考慮すると、ほぼすべての看護研究者の方に読まれているのではないでしょうか。

 

編集委員は、幅広いテーマに対応するために特に定められておらず、 テーマに合わせ、しかるべき専門家に依頼されています。執筆者は読者と同じ視点を持つベテラン研究者の方々などです。

 

リストマーク 個人限定(法人不可)ですが、ほぼ本誌2冊分の金額3,000円(1カ月当り250円)をプラスすると、電子版も読み放題となりますので、おすすめです。PC、タブレット、スマートフォンのすべてのデバイスに対応していますので、いつでもどこでも読めるのがいいですね。医学書院の電子版は、記事の全文を対象とした検索機能を装備していますし、発行期間の絞り込みもできます。「医学書院公式サイト」では、各号の「まえがき」が掲載されていますので、単号でご購読される場合の参考になります。医書.jp」では、記事ごとに購読できる「記事売り」(電子版のみ)もしています。代金は記事により異なりますが、概ね1記事当り1,000円から1,500円程度の範囲です。

 

リストマーク 「Fujisan(富士山マガジン)」のサイトへの「口コミ・レビュー電子版レビュー)」の投稿数は2件(紙版1件+電子版1件)、読者満足度(おすすめ度)は60.0%(紙版60.0%+電子版100.0%)です(2021年1月2日現在)。

 

無料読み放題サービス

2021年1月2日現在、見本誌の無料立読み放題のサービスは行っていません。当サイトの管理人が試読しました『看護研究』Vol.51,2018年5・6月号の誌面イメージは下の画像のとおりです。全体的に文章による記事が多いので読みごたえはあります。図表や写真・イラストのよる解説も適宜されており、読みやすく編集されています。本号では少ない英文記事も、他号では多数掲載されています。

看護研究 2018年 No.3,5・6月号│表紙

 

看護研究 2018年 No.3,5・6月号│目次(1)

 

看護研究 2018年 No.3,5・6月号│目次(2)

 

看護研究 2018年 No.3,5・6月号│誌面イメージ(1)

 

看護研究 2018年 No.3,5・6月号│誌面イメージ(2)

 

看護研究 2018年 No.3,5・6月号│誌面イメージ(3)

 

最新号・バックナンバーの表紙画像

最新号とバックナンバーの表紙画像です。表紙イメージ・画像をタップしていただくと、「Fujisan(富士山マガジン)」の雑誌紹介ページへリンクしています。なお、バックナンバーの表紙は、発売日順(新しい順)ではなくランダムに掲載していますので、ご注意願います。

【最新号】

看護研究 最新号│表紙

 


【バックナンバー】

看護研究 Vol.52 No.1 (発売日2019年02月15日)│表紙

 

看護研究 Vol.46 No.1 (発売日2013年02月15日)│表紙

 

看護研究 Vol.40 No.1 (発売日2007年02月15日)│表紙

 

矢印 バックナンバーの表紙をもっと見る!(Fujisan.co.jp)

(2007年NO.1号のバックナンバーまでご覧いただけます)