臨床病理学・臨床検査学領域のおすすめ専門雑誌『臨床病理』を紹介・ガイドしています。

 

表紙、値段・価格、発行、創刊、出版社公式サイト、内容の概要などの媒体基本情報の他、読者層・対象職種、豆知識、当サイトオリジナルの紹介文・レビュー、誌面イメージ、口コミ評価、豆知識などの情報を掲載しています。最新号のみではなく、バックナンバー、増刊号も紹介しています。

 

媒体の基本情報・概要

臨床検査医学の進歩と共に歩んで半世紀!臨床医学の根幹をなす臨床検査医学の成果を社会へ還元するためのおすすめの専門雑誌『臨床病理』!

臨床病理│表紙

臨床病理(Fujisan.co.jp)

紙媒体

臨床病理│見本誌の無料立読み放題 日本臨床検査医学会│Fujisan(富士山マガジン)

1冊(単品)価格・値段:2,310円

1年間定期購読価格:28,920円

判型・サイズ:B5判

発行:月刊(年間12冊)

発売日:10日

(※:発売日は、土・日曜日や祝・祭日の関係により前後することがあります。)

創刊:1952(昭和27)年

発行部数:6,000 部

発行:日本臨床検査医学会(since1951(昭和26)年)│広告媒体[PDF版]


臨床病理 公式サイト(日本臨床検査学会)

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臨床病理│バックナンバー


リストマーク 媒体関連キーワード : 病理学総論/病理学各論/組織学的形態学解剖学/生理学/物理学/化学/微生物学/免疫学/遺伝学/分子細胞生物学

リストマーク 読者層プロフィール : 医師│臨床検査医│臨床病理医│臨床検査技師│薬剤師│獣医師│歯科医師│看護師・ナース│医療従事者

 

オリジナル紹介文

媒体概要/紹介文/レビュー

臨床検査技師さんがグラム染色をしているイラストです

 

 

リストマーク 『臨床病理』は、臨床検査に携わる臨床検査医、臨床病理医、臨床検査技師、臨床検査技師教育を行なっている学校の先生方、検査センターの関係者、また、臨床検査機器や試薬を販売したり、卸し業に携わっている関連会社の方々も含めて、どのようにすれば臨床検査が医学に貢献できるのか、ということを議論していくための情報を配信している、おすすめの専門雑誌です。

 

病理学は肉眼的、組織学的形態学を基盤としていますが、その長い学問的発展の歴史において常に他の学問、例えば、解剖学、生理学、物理学、化学、微生物学、免疫学、遺伝学、分子細胞生物学などから影響を受け、新しい方法論を提供され、取り入れてきており、実際、多くの病気の病因解明はそれらの新しい技術を駆使して達成されてきました。20世紀に入ると、外科的生検組織を組織学的に診断する外科病理学が主として米国で発達し、病理学は純粋な科学としてのみならず医療検査の一部として重要な地位を築くこととなり、そして、現在に至るまで、病理組織診断は疾患の診断の必要不可欠な手法として確固たる地位を築いています。その後、化学、免疫学、分子生物学の進歩に伴い、病理組織学 はそれらの技法を取り入れてきました。

 

臨床検査医学は基礎医学と臨床医学を結ぶ総合的・横断的な学問であり、各種疾患の病態解析や新たな臨床検査の開発を含め、基礎研究から臨床応用に至るあらゆるステップに関わりを有しています。また、実臨床の場では、臨床検査医学はまさに診断医学の要として、医療の根幹をなすものです。学生教育の観点からみると、将来、どのような医学の専門領域に進もうとも、臨床検査医学の知識・素養は必要不可欠なものであり、個別化医療など先端的手法・高度の医学的判断を必要とする臨床検査が増加している昨今、その必要性は益々高まっています。


『臨床病理』は、「原著」、「症例」、「学術集会」、「資料」により構成されています。臨床病理の研究等の原著論文、症例報告、日本臨床検査医学会学術集会の抄録、学会からの報告・お知らせ、保険適用の新規保険収載や検査項目の解説といった資料、支部報告など、臨床病理の現状、問題、課題、提案、研究、事例紹介、将来の展望などの記事が掲載されています。病理学の学習にあたっては、教科書的に活用することができます。また、記事ごとの参考文献が明記されており、さらに詳しく学習する際に役立ちます。

 

リストマーク 『臨床病理』は、血液・尿検査などの生化学検査、輸血検査、微生物検査、検査全体の制度管理等、臨床検査の幅広い知識が要求される臨床検査専門医のみならず、頭のてっぺんから足のつま先までありとあらゆる細胞や組織の病理診断が下せる能力が問われ、臨床検査同様、ジェネラリスト的な知識が要求される病理専門医にも役立つ記事が掲載されています。また、解剖診断にいたっては臨床経過から病態を知り、それを病理所見とあわせていくための知識・経験も必要不可欠です。よって、臨床検査医と臨床病理医はどちらも非常に似ている点が多いのですが、臨床検査の知識があれば、より病態を知る手がかりが増え、それは病理診断をする際に大きな力となります。


臨床検査技師が採血を行うイラストです。

リストマーク 看護師として働いていくためには多くの病気についての知識を身につける必要がありますが、ただ知識を丸暗記するのではなく病理学の観点からそれぞれの病気について本質から理解していくことが重要です。現代において、看護師などが行う医療行為は、個人的な考えや習慣、経験に基づいて行うのではなく、科学的な根拠に基づいて行うことが求められています。病理学はまさに臨床医学に科学的根拠を与える重要な土台となっています。病理学は一般的に総論とよばれる部分と各論とよばれる部分から構成されており、総論とは、炎症・循環障害・腫瘍など、臓器の違いをこえて共通にみられる病気について、原因や病気のなりたちなどを中心に理解していくものです。一方、各論とは、各々の器官に生じる病気ごとに、原因や病気のなりたちなどの特徴を理解していくものです。

 

『臨床病理』では例えば、総論では、腫瘍(あるいはがん)とはどのようなものか、正常の細胞・組織との違い、がんの発生原因、がんの進行過程で生じるさまざまな現象、身体への影響を理解し、診断方法・治療に関する基本的な考え方を学べます。一方各論では、同じがんでも、たとえば胃と肺では生じるがんには違いがあるため、それぞれの臓器に生じるがんの種類、それぞれの発生原因や進行過程、各腫瘍に応じた診断・治療について学べます。このように、さまざまな病気について,総論と各論といった2つの方向からながめて、全体像を理解していくことができます。各論に出てくるさまざまな病気においては、肉眼・組織の写真と、病態を表現したイラストをふんだんに取り入れ、実際の病変を見ながら病気のしくみが理解できるよう、工夫してあります。興味を持って学習を進められるよう、近年話題となっている病気や治療についても、コラムなどで積極的に取り上げる工夫がなされています。看護の観点からは、具体的には下記に示すような項目についての記事が掲載されています。

 

【病理学総論】
1.病理学で学ぶこと:看護と病理学、病気の原因、病気の分類と病理学の学び方/2.細胞・組織の障害と修復:細胞の損傷と適応、組織の修復と創傷治癒/3.循環障害:循環系の概要、浮腫(水腫)、充血とうっ血、出血、血栓症、塞栓症、虚血と梗塞、側副循環による障害、ショック、高血圧症、播種性血管内凝固症候群(DIC)/4.炎症と免疫,移植と再生医療:炎症とその分類、免疫と免疫不全、アレルギーと自己免疫疾患、移植と再生医療/5.感染症:感染と宿主の防御機構、おもな病原体と感染症、感染症の治療と予防

 

/6.代謝障害:脂質代謝障害、タンパク質代謝障害、糖尿病、そのほかの代謝障害/7.老化と死:個体の老化と老年症候群、加齢に伴う諸臓器の変化、個体の死と終末期医療/8.先天異常と遺伝子異常:遺伝の生物学、先天異常、遺伝子の異常と疾患、先天異常・遺伝子異常の診断と治療/9.腫瘍:腫瘍の定義と分類、悪性腫瘍の広がりと影響、腫瘍の発生病理、腫瘍の診断と治療、腫瘍の統計

 

【病理学各論】
10.循環器系の疾患:血管の疾患、心臓の疾患/11.血液・造血器系の疾患:骨髄および血液の疾患、リンパ系および脾臓の疾患/12.呼吸器系の疾患:鼻腔・咽頭・喉頭の疾患、気管・気管支・肺の疾患、胸膜と縦隔の疾患/13.消化器系の疾患:口腔・食道の疾患、胃の疾患、腸・腹膜の疾患、肝臓・胆管・胆嚢の疾患、膵臓の疾患/14.腎・泌尿器,生殖器系および乳腺の疾患:腎・泌尿器系の疾患、生殖器系の疾患、乳腺の疾患/15.内分泌系の疾患:ホルモンとホメオスタシス、内分泌器官の疾患/16.脳・神経・筋肉系の疾患:脳・神経系の疾患、筋肉系の疾患/17.骨・関節系の疾患/18.眼・耳・皮膚の疾患:眼・耳の疾患、皮膚の疾患/19.病理診断の実際


マンモトーム生検の方法のイラストです。針を挿入後、組織を吸引し、カッターで組織を切除します。そのあと、組織を回収して終了です。

リストマーク 臨床検査技師の観点からは、種々の疾患のなりたちや病態の理解を進めるための病理学総論、全身の臓器・組織の疾患を取り上げての多数の疾患名を理解するための病理学各論、検査現場の実情にあわせた記述により理解を深める病理学的検査法、最新情報に基づいた細胞学的検査法の基礎、検査手順や染色法、細胞の観察法などの細胞学的検査法、などの記事を実際に教育に携わり、また現場の臨床検査業務に精通されている先生方が執筆されています。具体的な項目は下記のとおりです。

 

【病理学総論】

1.病理学とは何か:病理学の意義、病理学の中身、疾病の成立、病理解剖の役割―死の解明/2.染色体・遺伝子・発生の異常:染色体・遺伝子の異常、染色体異常症、先天性形態異常(奇形)/3.組織細胞傷害とその修復機構/3.1.組織細胞傷害をきたす因子と傷害機序:組織細胞傷害をきたす因子、虚血,低酸素による細胞傷害の機序│3.2.細胞傷害の形態像:変性(可逆的変化)、細胞質の病変、細胞間質の変性│3.3.壊死│3.4.アポトーシス│3.5.肥大│3.6.過形成│3.7.萎縮│3.8.化生│3.9再生│3.10.創傷の治癒と肉芽組織/4.物質代謝異常:糖質代謝異常、脂質代謝異常、蛋白質・アミノ酸代謝異常、生体色素代謝異常、無機物代謝異常/5.循環障害/5.1.局所の循環障害:虚血(貧血,乏血,疎血)、充血、うっ血、血行静止、出血、血栓症、塞栓症、梗塞│5.2.全身の循環障害:浮腫、傍側循環(側副循環,短絡路)、ショック、高血圧症

6.炎症/6.1.炎症の形態的経過:細胞・組織傷害、微小循環の変化、液性滲出物、炎症の転帰、炎症性細胞の浸潤│6.2.炎症性細胞│6.3.炎症のケミカルメディエータ│6.4.補体系│6.5.急性炎症と慢性炎症│6.6.炎症による全身症状│6.7.炎症の諸型/7.免疫異常/7.1.免疫の機構:Tリンパ球(細胞)、Bリンパ球(細胞)、形質細胞、ナチュラルキラー細胞、マクロファージ│7.2.免疫反応とアレルギーの型│7.3.免疫不全:原発性免疫不全症候群、続発性免疫不全症候群│7.4.後天性免疫不全症候群(エイズ)│7.5.移植と拒絶反応│7.6.自己免疫疾患/8.腫瘍:定義、組織学的分類、良性腫瘍と悪性腫瘍、異型性と組織学的分化度、多発がんと重複がん、がんの広がり方、がんの進行度、腫瘍随伴症候群、腫瘍の生物学、腫瘍発生の原因、がん遺伝子とがん抑制遺伝子

 

【病理学各論】
1.循環器系/1.1.心臓:心臓の発生と胎生循環、先天性心疾患、心肥大,拡張と心不全、心臓の炎症、虚血性心疾患、心筋症、心臓の腫瘍、心嚢の病変│1.2.脈管系:血管の変性病変、動脈硬化症、動脈炎、動脈瘤、静脈の病変、リンパ管の病変、血管の腫瘍/2.呼吸器系/2.1.上気道:鼻腔と副鼻腔の病変、鼻咽頭(上咽頭)の腫瘍、喉頭・気管の病変│2.2.気管支・肺:気管支の炎症、無気肺と肺虚脱、肺気腫、肺の循環障害、急性の肺炎、慢性の肺炎、肺線維症、肺の腫瘍│2.3.胸膜および縦隔:胸膜の病変、縦隔の病変/3.消化器系/3.1.口腔,歯牙と唾液腺│3.2.食道:食道の形成異常、食道の循環障害,炎症と潰瘍、食道がん│3.3.胃:胃の形成異常、胃の炎症、胃ポリープ、胃潰瘍、胃の腺腫、胃がん、その他の胃の腫瘍│3.4.小腸・大腸:腸の形成異常、腸の機能的障害、虚血性腸疾患、腸の消化性潰瘍、腸の炎症性疾患、腸の腫瘍様病変、腸腺腫症、腸のがん腫、カルチノイド腫瘍、肛門の疾患│3.5.肝臓:肝の循環障害、肝の壊死、肝の炎症、薬剤性肝障害、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝炎、肝硬変症、肝の腫瘍│3.6.胆嚢,胆道系:胆嚢,胆道系の非腫瘍性病変、胆嚢,胆道系の腫瘍│3.7.膵臓:膵臓の非腫瘍性病変、膵臓の腫瘍│3.8.腹膜:腹膜の病変/4.内分泌系/4.1.内分泌腺│4.2.視床下部と下垂体後葉:視床下部・下垂体後葉産生ホルモン、視床下部の病変、尿崩症、ADH異常分泌症│4.3.下垂体前葉:下垂体前葉産生ホルモン、下垂体前葉の発生異常,炎症など、下垂体前葉の循環障害、下垂体前葉の腫瘍、下垂体機能亢進症、下垂体前葉機能低下症│4.4.甲状腺:甲状腺産生ホルモン、甲状腺腫、甲状腺の萎縮、甲状腺の過形成、甲状腺の炎症、甲状腺の腫瘍│4.5.副甲状腺(上皮小体):副甲状腺産生ホルモン、副甲状腺の過形成、副甲状腺の腫瘍、副甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症│4.6.副腎皮質:副腎皮質産生ホルモン、ストレス・外傷への反応、副腎皮質機能亢進症、副腎皮質機能低下症│4.7.副腎髄質と傍神経節:カテコラミンの代謝と機能、副腎髄質の腫瘍│4.8.膵臓ランゲルハンス島:膵臓ランゲルハンス島ホルモン、糖尿病、ランゲルハンス島構成細胞腫瘍/5.泌尿器系/5.1.腎:腎の形成異常、腎血管系の病変、腎糸球体病変、尿細管病変、腎間質の病変、腎不全の病理、腎の腫瘍│5.2.下部尿路:下部尿路の形成異常、下部尿路の炎症、下部尿路の腫瘍

6.生殖器および乳腺/6.1.男性生殖器:男性生殖器の先天異常、男性生殖器の炎症、精巣腫瘍、前立腺肥大症(結節性増生)、前立腺がん
│6.2.女性生殖器:外陰部,腟、子宮、卵管,卵巣│6.3.乳腺:乳腺の炎症、乳腺症、女性化乳房、乳腺の良性腫瘍、乳がん/7.造血臓器系/7.1.骨髄:造血臓器の年齢変化、血球の分化、白血球数増減の病態像、白血病、形質細胞の障害、骨髄線維症、貧血、出血性素因│7.2.リンパ節:リンパ節の非腫瘍性疾患、悪性リンパ腫│7.3.脾臓/8.神経系/8.1.中枢神経系:中枢神経系組織の基礎的病変、中枢神経系の感染症、脳血管障害(循環障害)、頭蓋内圧亢進状態の脳変化、神経系の代謝異常、脱髄性疾患、中毒性疾患、変性疾患、脳腫瘍│8.2.末梢神経系:末梢神経の病変、末梢ニューロパチー、末梢神経の腫瘍/9.運動器系/9.1.骨格筋:筋線維の各種病変、筋ジストロフィ、ミオパチー│9.2.骨:骨の先天性発育異常、骨折の治癒過程、骨髄炎、骨の無腐性壊死、骨粗鬆症、骨軟化症(クル病)、骨腫瘍と腫瘍類似疾患│9.3.関節:関節の炎症性疾患、関節の非炎症性疾患│9.4.軟部腫瘍:軟部組織の定義、軟部腫瘍/10.感覚器系:視覚器の腫瘍、聴器の腫瘍
/11.皮膚系//12.膠原病(自己免疫疾患):関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性硬化症(強皮症)、多発性筋炎と皮膚筋炎、リウマチ熱、壊死性血管炎、その他の自己免疫疾患とその近縁疾患

 

【病理学的検査法】

1.病理学的検査の意義と概要/│1.1.病理学的検査の意義:病理組織学的検査(組織診)、細胞学的検査(細胞診)、病理解剖学的検査(剖検)│1.2.病理組織標本作製の流れ│1.3.検体の肉眼的観察/2.固定法/2.1.固定の目的と原理│2.2.固定の要点と実際:固定液の選択、組織片の大きさ、固定液の量、固定に使う容器、固定の温度、固定の時間、検体の変形防止、固定促進法、固定後の処理│2.3.各種固定液:ホルマリン、ホルマリン以外のアルデヒド系固定液、アルコール系固定液、酸を含む固定液、重クロム酸カリウム,昇汞を含む固定 液/3.切り出し:切り出しの目的、切り出しの準備、切り出しの要点、切り出しの実際/4.脱脂法:脱脂の目的、脱脂の要点と実際、脱脂液の種類/5.脱灰法/5.1.脱灰の目的と原理│5.2.脱灰の要点と実際:脱灰前の処置、脱灰の実際、脱灰完了を知る方法│5.3.各種脱灰液:無機酸、有機酸、プランク・リクロ液(迅速脱灰液)、エチレンジアミン四酢酸液│5.4.脱灰後の処理

/6.包埋法/6.1.包埋の目的│6.2.パラフィン包埋法:脱水、脱アルコール、パラフィンの浸透、自動固定包埋装置、パラフィン包埋(包埋ブロック作製)/7.薄切法/7.1.薄切の目的│7.2.ミクロトームの種類:ユング型ミクロトーム、ミノー型ミクロトーム│7.3.ミクロトーム刀の構造:刃角、逃げ角と引き角│7.4.ユング型ミクロトーム(逆V字型)を用いた薄切の実際:用具の準備、薄切│7.5.薄切後の処理(伸展,貼付,乾燥):用具の準備、剥離防止スライドガラス、伸展,貼付,乾燥の実際/8.凍結切片標本作製法/8.1.目的│8.2.凍結切片標本作製法の種類│8.3.固定前凍結切片作製法:切り出し、凍結包埋、薄切、固定│8.4.固定後凍結切片作製法/9.染色法/9.1.染色の目的:色素と染色機構、染色方法および染色特性に関連する用語│9.2.染色前と染色後の操作:用具・試薬の準備、脱パラフィン、脱キシレン、親水、ホルマリン色素の除去、脱水、透徹、封入│9.3.自動染色装置│9.4.染色法の選択10.一般染色(基本染色)/10.1.hematoxylin-eosin染色:パラフィン切片を用いたH-E染色、術中迅速診断標本(凍結切片)のH-E染色

11.特殊染色/11.1.結合組織の染色法:膠原線維の染色法、弾性線維の染色法、細網線維の染色法│11.2.多糖類の染色法:PAS(過ヨウ素酸シッフ)反応、グリコーゲンの消化試験、Alcian blue染色、mucicarmine染色、toluidine blue染色│11.3.腎糸球体基底膜の染色法:PAM(過ヨウ素酸メセナミン銀)染色(変法)、PAS(過ヨウ素酸シッフ)反応、Masson trichrome染色およびazan-Mallory染色│11.4.脂質の染色法:Sudan III染色、oil red O染色、Sudan black B染色、Nile blue染色│11.5.核酸の染色法:Feulgen反応、methyl green-pyronin染色│11.6.アミロイドの染色法:Congo red染色│11.7.線維素の染色法:PTAH(リンタングステン酸ヘマトキシリン)染色│11.8.組織中の無機物質の染色法:鉄の検出法、カルシウム染色法│11.9.生体内色素の染色法:メラニン色素の染色法│11.10.内分泌細胞の染色法:Grimelius染色、Masson-Fontana染色│11.11.組織内病原体の染色法:一般細菌の染色法、抗酸菌の染色法、スピロヘータの染色法、真菌の染色法、HBs抗原の染色法│11.12.神経組織の染色法:Nissl小体の染色法、髄鞘・Nissl小体の染色法、神経原線維の染色法│11.13.酵素組織化学染色:アゾ色素法、ホルマザン色素法、金属塩法、酸化法│11.14.免疫組織化学染色:総論、各論│11.15.遺伝子の染色法:in situ hybridization法、fluorescence in situ hybridization法/12.電子顕微鏡標本作製法/12.1.透過型電子顕微鏡標本の作製法:固定、脱水⇒熱重合、超薄切、電子染色、注意点│12.2.走査型電子顕微鏡標本の作製法328:固定、脱水⇒乾燥、金属イオン蒸着(コーティング)、注意点/13.病理解剖/13.1.死体解剖について:系統解剖、病理解剖、司法解剖、行政解剖│13.2.病理解剖の手続き:許可、承諾、場所│13.3.病理解剖における臨床検査技師の役割│13.4.病理解剖の実際:解剖に携わる者の心構え、バイオハザード対策、解剖の準備、病理解剖の手順、解剖後の作業、標本の作製、病理解剖報告書の作成│13.5.臓器標本の保存/14.病理学的検査業務の管理/14.1.検体の取り扱いと医療事故防止対策:検体取り違いの防止、感染と負傷の防止│14.2.試薬の管理│14.3.廃棄物の処理│14.4.標本・報告書の保守管理

 

【細胞学的検査法】

1.細胞学的検査法の意義/2.検体採取法:婦人科材料、呼吸器材料、体腔液、尿、穿刺吸引材料、膵臓関連材料/3.細胞診検査手順/4.検体処理の方法/4.1.検体の種類│4.2.塗抹法:直接塗抹法、すり合わせ法、遠心沈殿法(遠沈法)、自動遠心塗抹法、ポアフィルタ法、セルブロック法、捺印(スタンプ)法、LBC(液状化検体細胞診)処理法、細胞転写法/5.固定法:湿固定法、乾燥(後)固定法、コーティング固定法、固定液

6.染色法:Papanicolaou染色、May-Grunwald-Giemsa(パッペンハイム)染色、PAS反応、Alcian blue染色、mucicarmine染色、
oil red O染色、Shorr染色、RNA染色(methyl green-pyronin)染色、核小体染色(brilliant-cresyl-blue)染色、X染色質(X-chromatin)染色、免疫細胞化学染色、自動染色装置/7.遺伝子解析/8.細胞診各論8.1.婦人科領域の細胞診:解剖組織と細胞採取部位および主な出現細胞、非腫瘍性疾患と細胞診、子宮頸部の扁平上皮内病変、浸潤性扁平上皮がん、子宮頸部腺がん、類内膜腺がん(子宮体がん)│8.2.呼吸器領域の細胞診:細胞診検体の採取法、検体の種類と出現細胞、非腫瘍性肺疾患と細胞診、肺がんの細胞診│8.3.消化器領域の細胞診:胞診検体の採取法、消化器領域の腫瘍と細胞診│8.4.泌尿器領域の細胞診:細胞診検体の採取法、出現細胞、膀胱腫瘍の細胞診
│8.5.体腔液の細胞診:検体採取法と注意、体腔液中の良性細胞、体腔液中の悪性細胞│8.6.脳脊髄液の細胞診:脳腫瘍,がん性髄膜炎と細胞診│8.7.穿刺細胞診:唾液腺、甲状腺、リンパ節、乳腺│8.8.非上皮性腫瘍の細胞診:骨腫瘍、軟部腫瘍/9.スクリーニングの目的と実際/9.1.スクリーニングの実際:大型核、核形、核クロマチン、核小体、核分裂、多核細胞、対細胞と細胞相互封入、細胞集塊│9.2.細胞判定区分と細胞診断:Papanicolaouの分類、3段階の細胞判定区分、ベセスダシステム│9.3.細胞検査士の責務


医師が患者さんに検査の結果説明をしているイラストです。モニターを指さして詳細に説明をしています。

リストマーク 医学における病理学は、健康なヒトと病気のヒトの臓器や組織を比較し、病気の原因を解明する学問であり、医学の根幹をなす学問ということもでき、また基礎医学の重要な役割を果たしているだけではなく、病理診断においては、その後の治療方針を左右する臨床上重大な情報を提供しています。患者の症状や症候を目にしたとき、患者の身体の中でどのような病理学的変化が起きているかを推定し、病態を理解する臨床医にとって必須の能力を身に付けるために、下記のような項目に関連する記事が掲載されています。

【総論】

1.序論:病理学について:病理学とは、病理学の役割・分類、病理学の歴史、自然科学としての病理学:新しい病理学の展開、医療の中の病理学、病理学と倫理、病理学と社会/2.細胞傷害の機序とその修復:細胞の基本構造、細胞傷害の原因と機序、細胞傷害の形態変化、組織修復・再生とその機構、ストレス,刺激に対する細胞,組織の適応/3.炎症:炎症とは、炎症にかかわる細胞とケミカルメディエータ、炎症にかかわる宿主要因、急性炎症、慢性炎症、炎症の終焉と創傷治癒、各種炎症の形態像、炎症の全身への影響/4.感染症:感染経路、微生物の病原性と宿主反応、感染症に関する知っておくべき事項、ウイルス感染症、プリオン病(海綿状脳症)、細菌感染症、真菌感染症(真菌症)、原虫症、蠕虫症(寄生虫症)、節足動物・昆虫による病変/5.免疫とその異常:自然免疫系と獲得免疫系、自然免疫系、獲得免疫系、臓器移植に関連した免疫反応、アレルギー、自己免疫疾患、免疫不全症

6.代謝障害:糖代謝異常、脂質代謝障害、タンパク質代謝障害、核酸代謝異常、色素代謝異常症、無機物代謝障害/7.循環障害:循環系の機能と構造、充血とうっ血、水腫(浮腫)、出血、止血機構と血栓症、塞栓症、虚血と梗塞、側副循環、心不全、高血圧と低血圧、ショック/8.染色体・遺伝子および発生の異常:染色体・遺伝子の基本概念、発生異常、染色体異常による疾患:各論、遺伝子異常による疾患:各論/9.腫瘍:定義と分類、癌の拡がり方と進行度、前癌と境界病変、癌の診断と治療・予後、腫瘍の生物学、腫瘍の発生、癌遺伝子と癌抑制遺伝子、腫瘍と宿主、疫学

 

【各論】

10.血液・造血器・リンパ節/10.1.血液・造血器:序論、赤血球系の異常、血小板系異常と出血性疾患、白血球の異常:非腫瘍性主体の疾患、白血球の異常:白血病と骨髄異形成症候群、その他の骨髄病変、脾臓│10.2.リンパ節:リンパ節の構造と機能、リンパ節腫脹、組織球関連病変、樹状細胞関連病変、転移性腫瘍/11.循環器:血管の構造,機能と病態、血管の病変、心臓の構造,機能と病態/12.呼吸器:呼吸器の発生・構造・機能、上気道の病変、肺の病変、胸膜の病変、縦隔と胸腺の病変/13.口腔・唾液腺:顔面・口腔の発生と発育異常、歯の病変、顎骨内病変、口腔粘膜病変、顎口腔領域の腫瘍、唾液腺の病変、顎関節症、口腔の老化/14.消化管/14.1.消化管の基本構造・機能・発生│14.2.食道│14.3.胃│14.4.十二指腸│14.5.小腸・大腸:小腸の正常構造、大腸の正常構造、発生異常、吸収不良症候群、循環障害性疾患、炎症性疾患、上皮性腫瘍および上皮性腫瘍類似病変、非上皮性病変、悪性リンパ腫、消化管ポリポーシス│14.6.虫垂:虫垂炎、虫垂腫瘍15.肝・胆・膵/15.1.肝臓:肝臓の構造と機能、肝臓の細胞障害と再生、肝臓の代謝障害、肝臓の循環障害、ウイルス性肝炎、その他の炎症性および感染性疾患、肝硬変、胆管の非腫瘍性疾患、アルコール性肝障害、非アルコール性脂肪性肝疾患、薬物性肝障害、肝臓の腫瘍、肝移植の病理、肝不全│15.2.肝外胆管および胆嚢:肝外胆管・胆嚢の構造と機能、胆石症、肝外胆管と胆嚢の炎症、腫瘍類似病変、肝外胆管系の腫瘍│15.3.膵臓:膵臓の解剖,組織,発生、先天異常、代謝障害、膵炎、腫瘍

16.腎:正常構造と機能、腎疾患の臨床、糸球体腎炎の発症機序、腎生検による糸球体疾患の診断,所見の取り方、原発性糸球体疾患、二次性糸球体病変、尿細管・間質病変、嚢胞性疾患、移植腎、腎腫瘍/17.尿管・膀胱・尿道:尿路の構造・機能・発生とその異常、尿路の閉塞性病変、尿路の炎症性疾患、その他の非腫瘍性病変、尿路の腫瘍/18.内分泌:下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎、膵(内分泌腺)、その他の神経内分泌腫瘍、多発性内分泌腫瘍/19.乳腺:乳腺の構造・機能・発生とその異常、乳腺の炎症、乳腺症およびその他の非腫瘍性病変、腫瘍/20.女性生殖器:発生・構造・機能と発生異常、外陰の病変、腟の病変、子宮頸部の病変、子宮体部の病変、卵管の病変、卵巣の病変、妊娠に関連する疾患

21.男性生殖器:精巣・性腺、精管・精索・精嚢・射精管、前立腺、陰茎・陰嚢/22.脳・神経:神経組織の特性と細胞の病理、神経系の発生とその異常、循環障害、感染症、脱髄疾患、神経変性疾患、代謝性疾患、中毒性神経疾患、脳腫瘍、末梢神経/23.軟部組織:非腫瘍性病変、腫瘍性病変/24.骨・関節:機能・発生と構造、非腫瘍性病変、腫瘍および腫瘍様病変/25.皮膚・感覚器/25.1.皮膚:皮膚の構造と機能、皮膚病変に使用される用語、湿疹,皮膚炎、蕁麻疹,痒疹,皮膚そう痒症、紅斑,紅皮症,紫斑、膠原病およびその類縁疾患、角化症、水疱症,膿疱症、光線皮膚障害,温熱皮膚障害,薬疹、色素異常症、皮膚付属器疾患、代謝異常症、肉芽腫性疾患、感染症、母斑,母斑症、皮膚腫瘍│25.2.感覚器:聴器、視器/26.その他/26.1.病理実習・研修のてびき:標本の検鏡、顕微鏡の使い方、写真撮影方法│26.2.セルフアセスメント

 

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リストマーク 『臨床 病理』を発行している「日本臨床検査医学会」は、1951年に「日本臨床病理懇談会」として発足し、その2年後、「臨床病理学会」と命名して学会として正式にスタートしました。さらに1955年に「日本臨床病理学会」と改名し、1976年には日本医学会の分科会として加盟を果たしています。その後学会の名称を検討すべく、約2年間にわたって「学会名称検討小委員会」が作業を始め、2000年11月3日、「日本臨床病理学会」が「日本臨床検査医学会」(Japanese Society of Laboratory Medicine)に改名しました。英語名からもわかるように、「検査医学」であり、「検査医」の学会ではないことに留意が必要です。「日本臨床病理懇談会」は、どなたでも出席できますし、誰でも発表できます。21世紀に向かって、臨床検査に携わる臨床検査医,臨床検査技師、臨床検査技師教育を行なっている学校の先生方、検査センターの関係者、また、臨床検査機器や試薬を販売したり、卸し業に携わっている関連会社の方々も含めて、どうすれば臨床検査が医学に貢献できるのか、ということを活発に議論していく場を提供しています。

 

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臨床病理│表紙

 

臨床病理 Vol.62 No.1 (発売日2014年02月10日)│表紙

 

臨床病理 2008年2月号 (発売日2008年02月22日)│表紙