自律訓練法領域のおすすめ専門雑誌『自律訓練研究』を紹介・ガイドしています。
表紙、値段・価格、発行、創刊、出版社公式サイト、内容の概要などの媒体基本情報の他、読者層・対象職種、豆知識、当サイトオリジナルの紹介文・レビュー、誌面イメージ、口コミ評価、豆知識などの情報を掲載しています。最新号のみではなく、バックナンバー、増刊号も紹介しています。
媒体の基本情報・概要
心理生理的自律訓練法による手軽なセルフメンタルケア実践をサポートするおすすめの専門雑誌『自律訓練研究』!
毎日学術フォーラム│Fujisan(富士山マガジン)
1冊(単品)価格・値段:2,000円
1年間定期購読価格:4,000円
判型・サイズ:B5判
発行:季刊(6,12月)
発売日:1日
創刊:(調査中)年
発行部数:(調査中)部
出版社:毎日学術フォーラム(since 2006(平成18)年11月24日)│広告媒体[PDF版]
発行:日本自律訓練学会
*「毎日学術フォーラム」公式サイトへリンクしています。
*雑誌専門のオンライン書店「Fujisan(富士山マガジン)」へリンクしています。
*ショッピングサイト「Amazon(アマゾン)」へリンクしています。
*オンライン書店「Rakuten(楽天ブックス)」へリンクしています。
媒体関連キーワード : 自律訓練/精神看護/心理生理的訓練法/知的障害/精神障害/ADL/日常生活動作/自立生活/評価
読者層(職種) : 臨床心理士│心理カウンセラー・セラピスト│精神科関連医師│精神保健福祉士│医療スタッフ│一般の方
オリジナル紹介文
媒体概要/紹介文/レビュー
自律には「Autogenic:本来人間の持っている自律性=恒常性すなわちホメオスターシスを機能させる」という意味があります。また「ありのままに任せる」「自己制御・自己練習」という意味も含まれます。「自立」「自立訓練」等と間違われて記される場合がありますが、「律」が正しい表記です。自律訓練法は、1932年にドイツの神経科医のシュルツによって体系化されました。シュルツは1920年代の科学的な催眠に誘導された人が、腕や脚の温かさをしばしば報告するという事実から、その感覚を自己暗示により生じさせ、催眠状態をつくることを考案しました。
自律訓練法は自分自身でいつでもどこでも行えるという良さがあり、種々の効果が実証されている心理生理的訓練法です。心療内科や精神科などでも使われる一種の自己催眠法で、わずか数分で 全身をリラックスさせることができ、心身の疲れがとれるなど、効果の高いテクニックとして知られています。
『自立訓練研究』は、日本自立訓練学会が季刊発行している自立訓練領域の学術誌として創刊されました。心理生理的自立訓練法の研究成果の発表や臨床実践法を紹介している、日本自立訓練学会が発行する雑誌です。研究段階の学術記事から、臨床家が自律訓練法を患者・クライエントに指導するときに必要となる基礎からコツ、実践の真髄までをじっくりと教授しています。
自律訓練法は、だれでも習得できるリラクセイション法で、リラックスを促し、眠れたり、緊張をほぐしたりといった健康問題や不安や抑うつなどの心の不調以外にも、心身症や精神疾患などにも利用可能な技術となっています。しかし、古くからある手技でかつ簡単に見えるため、正しく理解されないままに臨床の場で 使われることも多くあります。『自律訓練研究』は、自律訓練法を得意とする臨床心理士といった専門の先生方が、その経験をもとに自律訓練法のテクニックや、症状ごとの適用、禁忌など、そのメソッドを余すことなく描いている、臨床家にとって必読の手引きともなるものです。
『自律訓練研究』は、原著、資料等の一般学術論文の他に、毎号自律訓練法に関するテーマを設定した特集論文が掲載されているほか、学会ニューズレターを年間2号発行しており、医学、歯科医学、心理学、教育学、看護学、産業、スポーツ等の諸分野における自律訓練法の正しい普及、ならびに自立訓練法の教育及び研究・臨床実践の促進に役立つことが期待されています。
具体手的には、自立訓練法の現状・問題・課題・研究・臨床実践・診療・将来の展望など、下記の項目に関連する記事をメインにさまざまなコンテンツを収載しています。
- 1.自律訓練法とは:自律訓練法の誕生、自律訓練法の効果、自律訓練法はどの領域で活用されているか、自律訓練法の適応と禁忌
- 2.自律訓練法:自律訓練法の意味、自律訓練法の諸アプローチの構成、自律訓練法の成立と特質、自律訓練法の目標
- 3.なぜ自律訓練法か:なぜ自律訓練法を選択するか(自律訓練法のメリット)、自律訓練法をどのように使うか、いつどのタイミングで指導を開始するか
- 4.自律訓練法の導入の前に:指導者が知っておくこと、導入前に伝えておくこと、練習する際の心得について、練習中はどのような体感的変化に気づくか、練習開始当初の困惑を解消する、練習を開始する上での基本事項、練習姿勢の選択、練習時間の選択、練習記録はなぜ必要か、生理・心理データの収集
- 5.自律訓練法──標準練習をどう始めるか:準備段階、姿勢を整える、姿勢を整えたら、受動的注意集中、進め方、実施上の注意、公式(セリフ)の暗唱の仕方、消去動作を忘れずに、標準練習公式(セリフ)の実際
- 6.黙想練習
- 7.自律訓練法──指導の実際:標準練習導入の進め方、標準練習導入後の指導上の留意点、不安が強いクライエントへの指導上の工夫
- 8.自律性諸技法:自律性変容、自律性中和、自律行動療法、自律性バイオフィードバック訓練法
- 9.指導事例:高齢者への適応、高齢者への導入にあたって、リワークでの適応、身体表現性障害への適応、感情障害への適応、自己臭恐怖への適応、適応障害への適応、不安障害への適応、介護者への適応
- 10.自律訓練法の応用:心理・教育領域、スポーツ領域、産業領域
その他、自立訓練法でよくある、下記のようなQ&Aの記事も掲載されています。
- Q&A:効果が現れる時期、練習姿勢、練習環境について、練習回数・練習時間・呼吸、公式の唱え方、練習中に起こること:各公式との関連、練習中に起こること:変性意識状態・自律性解放現象、練習後に起こること:消去動作、練習がうまくいっているかどうか、練習ステップの進め方、症状と自律訓練法、練習の継続について、日本語が母語でない人のための練習公式
豆知識/読者層/口コミ・レビュー/その他情報
読者層(職種)のメインターゲットは、自立訓練療法(精神療法・心理療法)を実践する心理カウンセラー・セラピスト・臨床心理士、精神科医です。心理学者、精神保健福祉士などにも役立つ情報が収載されています。
「日本自律訓練学会」は、医学、歯科医学、心理学、教育学、看護学、産業、スポーツ等の諸分野における自律訓練法の正しい普及、教育及び研究を促進することを目的としています。「日本自律訓練学会」では、研究促進を目的とした年次大会(以下大会)の開催、学術講演会・研究会等の開催、・機関誌(自律訓練研究)および他の印刷物の刊行、指導技術講習会の開催ならびに指導資格の認定、学会賞の設置およびそれに相応しい会員の顕彰、その他、本学会の目的達成のために必要な事業や活動、といった事業を展開しています。
「Fujisan(富士山マガジン)」のサイトへの「口コミ・レビュー」の読者満足度は-%(口コミ数0件:2020年12月18日時点)です。
無料読み放題サービス
2020年12月18日現在では、見本誌の無料読み放題サービスは行っていません。
表紙画像
表紙画像です。表紙イメージは「Fujisan(富士山マガジン)」に掲載されている画像へリンクしています。